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悪役を演じてくれている
カウンセリングをしていると、誰かに苦しめられている話がよく出る。
私はこう質問する。
「もし、あなたの成長のためにその人が悪役を演じてくれているとしたら、”あなたのどの部分の成長が必要である”と、教えてくれているのだと思いますか?」
みな必ずなにかしら思い当たる節があり、答えを出してくれる。
~自分のために悪役を演じてくれている~
この概念はいたってスピリチュアル的かもしれない。
ただ、ちょっと視点を変えてみると、その悪役であるその人も、ほかの場では良い人である可能性が大いにあることに氣づけるはず。
あなたのために悪役を演じてくれている。
自分の成長を反面教師的にサポートしてくれる有難い存在であることに氣づけたとき、恨みや憎しみは必要だろうか。
その相手への想いが感謝に変わった時、今回の成長劇は合格し次のステージに進むことができる。RPGでいうところの、中ボスをクリアしたイメージ。
*戦わずに逃げることもできるけれど、別の中ボスがさらに力を増してやってくる可能性が高いので要注意。
私も意図せず悪役になってしまうことがたまにあるが、その方の成長を信じて演じ切るしかない。
このからくりを知っているから、寂しいけれどしかたない。