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私にとっての美術館
9月。時候の挨拶、秋の気配を感じる今日この頃とはじめるにはまだまだ分厚い暑さが纏わりつく長月。
日の短さが秋の訪れをお知らせしてくれています。
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目下時間を見つけては美術館巡りを続けています。
言葉を発せず目の前に佇む作品達と対峙する時間は、私にとって必要不可欠なデトックスタイム。
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何故それが今目の前に存在するのか、どういったバックグラウンドがあったのか、何故惹かれるのか。
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その際の思考はとても澄んで清々しく、衝撃を受けた作品に関してはずっと目の前にいたいと陶酔してしまいます。人間に美意識という遺伝子があってよかった。
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岐阜美術館に関してはオディロン・ルドンの収蔵数が日本最大級であり、象徴主義が好みの私にとっては堪らないパワースポットでした。観たことのないギュスターヴ・モロー との邂逅もあり、再訪決定のお気に入り美術館となりました。
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普段は足を運ばないような企画展内容でも新しいニュアンスに触れることができ、嗜好の確認作業にもなります。
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東京は素敵な美術館が沢山あって羨ましい。
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念願のSOMPO美術館も素晴らしく、ブルターニュ地方のカンペール美術館所蔵の絵画達もまた新しい宗派を教えてくれました。ポン・タヴァン派。ケルト文化が根付くその土地が生み出した自然と人間との共存を垣間見ました。
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ゴッホのひまわりは沢山存在しますが、一番思いれのある作品がこちらのひまわり。きっかけは美術の課題で模写した為です。沢山のイエロー、一筆一筆にこめられた力強さ、それに相反する儚さと切なさ。ボリュームや質感、色彩はやはり本物を見ないとわかりません。自分の眼でみて感じる。この活動を私は死ぬまで行いたいと思います。