特別支援学校に入学して3年後の今は
就学活動して特別支援学校に入学して3年が経ちました。
https://note.com/myu_kouchan/m/m494a9675e6b8
今春で小学校4年生になった次男坊は相変わらず、
「見た目は子ども(幼児)、頭脳も子ども(幼児)」
ですが、年少から年長ぐらいには幼児レベルがアップしたかなと思います。たぶん。
■会話できるようになりました
入学当時は「アンパンマン」「…ンゴ(りんご)」ぐらいしか話せませんでしたが、学校と療育のおかげで物の名前、色の名前、動作などいろいろと教わったからか言葉のやり取りができるようになりました。
最近は、あまりにしゃべりすぎてちょっとうるさいぐらい苦笑。アレクサに「アレクサ、おはよう」を聞き取ってもらえるようになるのが目標。
■数字・ひらがな・カタカナがだいたい読める
入学した頃は数字ってのがあるらしいぐらいぞって感じでしたが、3年生後期ぐらいからテレビやポスターに書かれているひらがな・カタカナを読むようになってきました。こちらも学校と療育で勉強したおかげ。家じゃできんかったと思う。
文字が読めるようになったおかげ?で、今年のアンパンマン映画も観に行くことになりましたがね。 時々読み間違う?途中で断念したりして、「チャンス」を「チャレンジ」と言ったりするのでまだまだ修行が必要そうだ。
そして「食べる」を読んでた。食べるのが好きだからに違いない。
■立ったまま靴やズボンが履けるように
ウチの息子、生まれつき+絶食などの影響か筋肉が少なく、足腰がめちゃめちゃ弱い。4年生の今でも、階段の昇降も苦手ですごーくゆっくりだし、片足飛びはほぼできないくらい。
そんな足腰ヨワヨワな息子でも立って履ける方法(壁に手をついて身体を支えながら足を上げる)を学校の先生方が教えてくださったらしく、日常生活でも立って履くようになりました。教えようという発想すらなかったので、教えてくださってほんと感謝感謝です。
■日常動作のレベルUP
ご飯を食べる、手を洗う、着替えるなどの日常動作も、実は習得するまでにいくつもの動作の積み重ねであることを気づいてましたか?
『着替える』の場合は、①袖から腕を抜く、②服を首から抜く、③着る服の前後ろを確認する、④服を首に通す、⑤袖に腕をいれる、⑥裾を直す と、だいたい6つぐらいの動作でできてる…いや、もっと細かい動作があるかもしれない。
入学までは②④⑤ぐらいしかできなかったけど、
今は①③もなんとかできるようになって、介助が必要な箇所が減ってきました。という感じです。わかりづらい?
■放課後は移動支援・学童保育・放デイをフル活用
入学当時から変わらず、今も移動支援・学童保育・放デイ(預かり型・療育型)を活用してます。
入学当時は放デイ週5にできたら学童保育止めると思ってたけど、学童保育にも介助スタッフを配置していただいてすごく手厚くサポートしてくださってます。
本人も楽しそうに通えてるので放デイ探さずに4年生の今も継続中。
学童保育と放デイの両方を利用してると
・上の子の学校行事の土曜は放デイ(預かり型)利用
(学童は就労以外での預かり不可)
・長期休暇中は預かり時間が長い学童をフル活用
(学童は8〜18時、放デイは10〜16時)
・長期休暇や休日に、放デイ(療育型)のイベントで
特別な経験ができる
なんて使い分けてたりする。
あと、移動支援もオススメ。
事前に取り決めた範囲内(例えば学校の送迎が用途など)であれば、下校時間に合わせて対応してもらえるので、月水木は15時、火金は14時、あっ特別授業で下校時間が変更?!仕事のスケジュール変更しなきゃ!!みないなことがないのはありがたい。
デメリットは欠席の日は5〜6箇所に連絡しなきゃいけなくなることですかね。
それでもまぁ、オススメの方が強いですね。
ということで、彼は彼なりに成長してます。
ホントに将来ひとりでできるようにならないのかは心配でならないけど、少しずつの積み重ねです。