見出し画像

リバース / Rebirth

デザイナー:Reiner Knizia
アートワーク:Anna "Mikado" Przybylska, Kate "vesner" Redesiuk
出版社:Mighty Boards
プレイ時間:45~60分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

災害とかで文明が滅んだ世界で新たな世界を作り上げていこうと言うテーマのゲームです。プレイヤーは一族の長として、この世界の再生を担っていくことになります。

舞台となるのはアイルランドスコットランド。好きな方を使う感じです。ちなみにマップによって、ルールも異なるわけですが、今回はアイルランドマップを中心に述べていきます。

基本的にやることは陣取りです。

ゲーム開始時に、プレイヤーは手元に農場、都市、エネルギーの3種類のチップを受け取ります。

プレイヤーはチップを受け取ったら、裏向きにしておく。

さらに、共通目標をセットしたり、メインボード上の塔に特殊アクションのタイルを配置しておきます。この辺は選んだマップによってセットアップが異なります。

メインボードの塔には特殊アクションのチップが置かれる。スコットランドマップには無い。

手番はスタートプレイヤーから時計回り。手番には手元からチップを1枚引いて、メインボードのどこかに配置します。引いたチップの種類によって、配置できる場所に制限があったりします。

手番にはチップを1枚引いて、メインボードに置く。

農場とエネルギーチップは配置したら、エリアの大きさによる得点を受け取ります。エリアは全く同じチップが連結されているマスのことです。

この時に港を含んでいれば、追加の得点がもらえたり、塔に隣接すればその塔にあるボーナスを追加で貰えます。

農場とエネルギーは何も書いてないマスか専用のマスに配置できる。オレンジは現在3マスのエリアを形成。

都市チップ都市アイコンのある場所にしか置けません。都市チップには1~4つの都市アイコンが描かれていて、メインボードのいずれかの区画が埋まったら、チップの都市アイコンの数によるマジョリティ争いを行い、順位に応じた得点を獲得します。

都市チップは専用の区画に配置。区画が全て埋まるとチップのアイコンの数でマジョリティ争い。

チップを置いたら、お城の所有者を確認します。マップに点在するお城マスの周囲に一番多くチップを置いているプレイヤーがそのマスにお城を建てます。一度建ててもマジョリティで上回ったら、お城の建て替え

後半、熾烈になるお城の周辺マジョリティ争い。

さらに、アイルランドマップでは共通目標があるので、達成していればマーカーを目標カードに配置します。ちなみに、スコットランドマップでは、共通目標はなく個人目標を大聖堂に貰いに行く形になります。

共通目標は早取り。2着まで得点がもらえる。もちろん、1着の方が得点は高い。

これを繰り返して、全てのチップを置ききったらゲーム終了です。最後にお城の得点などを加算して、最も得点の高いプレイヤーの勝ち。

最後はこんな感じ。結構、マップがぱんぱんになる。

■遊んだ感想

配置の自由度は高いが、チップの引きによる所も大きいベーシックな陣取り。

チップを1枚引いてマップに置くと言うやることは簡単なゲームです。目標達成やお城を取りに行くのか、エリアを拡大することで得点を重ねるのかと言った部分を考えながら、チップを置いていく感じ。

チップを引くのがランダムだからか、配置の制限が緩いからなのか、「置きたい場所はあるけどダメなら他でいいか。」となるようなイメージです。逆に後半は置ける場所が限られ過ぎてて、「どこでもいいか。」となる事もあります。

もちろん、ピンポイントで「ここに配置できないとあかん。」となる場面も当然あるわけですが。

少しずつ、ここは取らねばならぬポイントが出てくる。

チップの引き運によってしまうところも多いので、全体的にバチバチになりすぎない陣取りとして遊びやすい印象です。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★★☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

いいなと思ったら応援しよう!