妻としての私でなく、私を生きる〜バンコクでの気づき〜
ここ1週間丸々ブログが書けませんでした。
夫とともに6日間、バンコクに行っていたのですが、書こうと思えば、昼間のカフェでも、夜でも朝でも時間はありました。
が、夫と共にいると、夫に気持ちを向けていないといけない、自分のすることに夢中になっていてはいけない、と無意識に自分のことを後回しにしていました。
実際、ちょっとセラピーのレポートを書くため、スマホに私が夢中になっていると、夫は不機嫌になりました。
「バンコクまできて、スマホに夢中になるなんて。タクシーに乗ってるときは、景色をちゃんと見れば?あなたは私がいないと、どこに今いるかもわからないくせに。」と言いました。
そのとおりでした。
かつてバンコクに住んでいた、夫のアテンドで私はずっと動いていて、1人では右も左も分かっていません。
会う方も、夫の仕事仲間、友人、知人です。
だからこそ、いろいろな方に出会え、素敵な場所に連れて行ってもらえ、貴重な体験ができました。
が、そんな私主導、ではない時間が続くなか、ハートエデュケーションセンターであった、トマティスの聴育教育のzoomウェビナーに、バンコクから2日間参加したとき、あー、自分の世界は大事だ、とつくづく感じました。
トマティスという、フランスの言語学者が提唱した、トマティスのメソッドを日本で教え続けている横浜の今井先生を、ハートエデュケーションセンターの代表の川村法子さんがオーガナイズしたものでした。
私も、昨年半年くらい、今井先生からその聴覚トレーニングを受けていたので、実際、何をしていて、どんな効果があったのか、を振り返る意味でも、聴いていて納得なことばかりでした。
とても良い、自分の学びの時間になりました。
そして、普段セラピーの学びを一緒にしているチームメイトの声も聞け、なんとなく、夫の世界に押され気味だった私は、改めて、私は私で、トラウマリリースにこれからも力を入れていく。
私が癒やされるだけでなく、誰かのトラウマリリースにも力を貸したい、そこにエネルギーを使っていきたい、と思わされる出来事でした。
どうしても、社会で、仕事で結果を出している夫に比べ、私は何もできていない、という自信のなさが私にあり、夫といると、夫の仕事を立てていくのが優先だ、と感じていました。
が、それをして自分が自分の活動の車両を回さないでいけばいくほど、私は自信がつかない、経験が積めない。
夫のように、自分で社会貢献している、という実感が欲しいなら、自信が欲しいなら、自分の活動を実現したいなら、勇気を出して、とにかく行動していくしかない。
バンコクで、他の方と話していても、私は圧倒的にアウトプットの体験が少ない。チャレンジを恐れてきたから、長い間世界が、視野が狭かったのだなあ、と感じました。
少しずつトラウマがリリースされ、自分が観えてきた今こそ、世界を広げ、たくさんのチャレンジをしていきたい、と思う今回の旅でした。
誰もが、自分のためにチャレンジをし、たくさんの経験を豊かに積んでいけますように。
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