人間関係とお金への向き合い方は似ている〜成し遂げたい目的を明確にする〜
生きていく上で、お金はとても大切な存在です。
でも、お金に振り回されるような人生にしないで、この状態(摂食障害で生きているだけで、すでにエネルギーを使い果たしている)の私はどうやってこの先生きていったらいいのだろう、と20代からずっと考えてきました。
20代後半で、心身ともにボロボロで、働くこともできない状態で実家に帰ってから、また働けるようになるまで1番に私が考えていたのは、
とにかく、お金の不安を無くしたい!!
でした。
金融リテラシー、というものをまず身につけようとその類いの本を読みはじめました。
そして当時流行っていたこちらの本を買って読んだタイミングで、貯金はすべて銀行から証券会社に切り替え預けました。
働けないときでも、今あるお金が増えていくようなお金の回し方、投資をしていかないと、こんな状態の私はまともに生きていけない、と必死でした。
今考えると痛々しいほどネガティブ思考の行動でしたが、今となってはあの頃の切迫詰まった気持ちがあったから、頻繁に証券会社を出入りし、いろいろなことを教えてもらいました。
お金に対する世界が広がりました。
負の要因からであったとしても、
成し遂げたい強い目的があるとき、
恥ずかしい、
体裁、
人からどう思われるか、
などの本来取るに足らない思考は、吹き飛びます。
それと、人間関係も似ているのではないか、と最近感じています。
本当に成し遂げたいことがあるとき、
人から嫌われてもいい、
とどこかで思えていないと、本当にやりたいことに自由に取り組めません。
こうした発信であれ、人前に出ていくことであれ、
人からどう思われるか、
恥ずかしい、
体裁、
を考えていたら萎縮してしまい、本当に伝えたいことがぼやけてしまい、結局何が言いたかったのか抽象的すぎてよく分からない、となってしまいます。
かといって、何でもかんでも曝け出せばいい、とは思っておらず、私と夫は(本当は嫌だけど私のために曝け出すことを許してくれています、協力してくれていつもありがとう!)、他者のことは個人情報になるので、特定されないよう配慮しています。
でも、自分のことは曝け出さないようにしようと頑張ってボヤかすと、どうしても全体がボヤけた印象になってしまい、伝えたいことが伝えられていない、と感じてきました。
なので、パートナーシップはどんな家庭においても土台として大切な問題だと感じているので、夫にだけははじめから許可をもらって、書かせてもらっています。
今回は何を伝えたいかというと、
お金との向き合い方、人への向き合い方は似ていて、
成し遂げたい目的が明確にあり、ただ感謝して、明確な目的に向かっていればよい循環が起こるけれど、
◯◯でないといけない、
◯◯に思われたくない、
カッコ悪い、
恥ずかしい、
エゴの声が大きくなるほどに停滞してしまうのではないか、と感じます。
お金も人間関係も、あー、失敗した!にフォーカスばかりしていると停滞してしまいますが、
じゃあ、これからどうしていく?
私はどうしていきたいの?
と未来に目を向けると、また違う展開が始まり動き出していきます。
たくさんたくさん停滞し、失敗して立ち止まってばかりいた私が体感してきたのは、落ち込む時間が長くなるほど、そのあと動き出すのが大変という事実です。
落ち込みながらも動く方がまだいい、
落ち込みながら徐々にでも動ける、と。
落ち込まないように、
体調悪くならないように、
失敗しないように、
と思っているより、
落ち込みながら、
体調悪いながら、
失敗しながら
動く方がいい。
お金も失敗した!と嘆いているより、
失敗したなあ、
と思いながら次の手を考えて動いている方がいい。
そんなリズムがやっとみえてきた、と感じるこのごろです。
この記事がどなたかの意識の拡大、制限からの解放に少しでも繋がれば幸いです。
私もたくさん意識を拡大し、制限を外していきたいと思っています。
お読みいただきありがとうございます。