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ひっそりと生きる/昭和庶民生活
「僕の昭和スケッチ」58枚目
<画/もりおゆう 原画/水彩 サイズF5>
これは、繁華街や工場地帯周辺によく見られた長屋・バラック等の路地裏の記憶です。
先週の記事で書いたように路上で女性が洗濯をしています。ただ、この絵のお母さんはタライではなく既に洗濯機を使っていて何よりです(笑)。
足元はまだまだ土の所も多く、狭い路地は入り組んで行き止まりの所などもありました。遠くにビルはあってもまだ低く、木造の建物の間からは空が見えた時代です。
みんな狭い住居に息を潜めて、それでも踏ん張って生きていました。
高度成長に置き去りにされまいと…いつかここから抜け出せるようにと…
子ども達に夢と希望を托して…
どこにでもあった庶民の暮しのひとコマです。