昭和の冬行事/こたつ開き
「僕の昭和スケッチ」66枚目
<画/もりおゆう© 原画/水彩 サイズF5>
昔、武士の家では亥の月(11月)の一番目の亥の日(2021年の場合11日)に暖房器具を出したそうです。町家では二番目の亥の日(2021年の場合23日)に出しました。これを「こたつ開きの日」と名付け、日本人は冬の行事としていました。亥(イノシシ)は、炎の神である摩利支天の使いでしたから防火の神と考えられていたためです。
季節季節の節目を折り目正しくつけて日常生活を営んでいく…、こういった日本の風習