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子どもとのコミュニケーションが変わった!コーチングを活用した言葉の力
子育てをしていると、日々のコミュニケーションが大切だと感じます。
でも、子どもにどう伝えたらいいのか、時には言葉が足りないように感じたり、逆に強く言い過ぎてしまったりして、関係がギクシャクしてしまうこともありますよね。
そんなときに出会ったのが「コーチング」です。
コーチングを学ぶことで、子どもとのコミュニケーションの方法が大きく変わり、より温かい、信頼に基づいた対話ができるようになりました。今回は、コーチングを活用して子どもとの言葉の使い方がどう変わったのかをお話しします。
1.「言うことを聞かせる」から「気持ちを引き出す」へ
子どもに何かをお願いする時、つい「これをやって」「あれをして」と指示してしまうことがあります。しかし、コーチングを学んでから、私のコミュニケーションのスタイルは変わりました。
以前は「言うことを聞かせる」という意識が強かったのですが、コーチングでは「子どもがどう思っているか」を引き出すことが大切だと教わりました。
例えば、娘が宿題をやりたがらない時、以前なら「宿題やりなさい!」と急かしていました。しかし、コーチングでは「宿題をやるの、今日はどんな気持ち?」と聞いてみるようにしました。すると、娘は「ちょっと疲れたから後でやりたい」と答えてくれました。その後、「じゃあ、少し休んでからやる?」と一緒に考え、娘も納得して宿題に取り組むことができました。
このように、指示ではなく、相手の気持ちを引き出すことで、子どもも納得して行動するようになります。
2.「頑張って!」から「一緒にやろう!」へ
子どもを励ます言葉に「頑張って!」という言葉を使うことがよくありますが、コーチングでは「頑張って!」を使う代わりに、もっと具体的でサポートする言葉に変えることが大切だと学びました。
例えば、娘が絵を描いている時、「頑張って!」と言ってしまうことがありました。しかし、コーチングでは「すごく集中しているね!どんな絵を描いているの?」と、娘の努力を具体的に褒め、共感する言葉をかけることにしました。
このように「頑張って!」ではなく、「一緒にやろう!」という言葉に変えることで、娘ももっと安心して自分のペースで物事に取り組むことができるようになりました。
3.「ダメ!」を減らし、「どうして?」と問いかける
ついつい「ダメ!」と言ってしまう場面もありますよね。特に、子どもが何か悪いことをしたとき、反射的に「ダメ!」と声を出してしまうことがあるかもしれません。
しかし、コーチングでは「ダメ!」という言葉を使わず、相手の行動や考えを引き出すことが大切だと学びました。例えば、娘が友達とけんかをしているとき、私は「どうしてそんなことをしたの?」と問いかけ、娘に自分の行動を振り返らせるようにしました。すると、娘は自分の気持ちを言葉にし、どうしてそうしたのかを説明してくれるようになりました。
このように、子どもが自分の行動を振り返り、理解することができると、単なる注意ではなく、成長の機会に繋がります。
4.「できるよ!」の言葉で自信を育む
コーチングを学んでから、私は子どもに「できるよ!」という言葉を意識的に使うようにしています。
例えば、娘が何かに挑戦するとき、「できるよ!」と言ってサポートすることで、娘は自信を持って取り組むことができるようになりました。コーチングでは、「できる」という言葉が、子どもに自己肯定感を与える重要な言葉だと学びました。
「できるよ!」と言われると、子どもは自分の力を信じることができ、挑戦する勇気が湧いてきます。これからも、娘の前向きな気持ちを引き出せるように、この言葉を大切にしていきたいと思っています。
5. 「ありがとう!」を伝える
そして最後に、私が心がけているのは「ありがとう!」という言葉を日常的に使うことです。
コーチングでは、相手の努力を認め、感謝することが大切だと教わりました。例えば、娘が自分でお片付けをした時、「ありがとう!助かったよ!」と感謝の気持ちを伝えることで、娘も嬉しそうに次回も進んでお片付けをしてくれるようになりました。
「ありがとう!」という言葉が、親子の関係をより温かく、信頼に満ちたものにしてくれると感じています。
まとめ
コーチングを学んでから、私は子どもとの言葉の使い方が大きく変わりました。
「言うことを聞かせる」から「気持ちを引き出す」、「頑張って!」から「一緒にやろう!」というように、子どもを尊重し、共感し、サポートする言葉を使うことが、信頼関係を深めることに繋がっています。
コミュニケーションは日々の積み重ねですが、コーチングを通じて、より豊かで温かい言葉を使えるようになりました。これからも、娘との対話を大切にしながら、成長していきたいと思っています。
最後に
子どもとのコミュニケーションをもっと豊かにしたいと思ったら、日々のやりとりの中で少しずつ新しい工夫を取り入れてみてください。子どもの気持ちに寄り添い、信頼関係を深めることで、親子の絆はさらに強くなります。一緒により良いコミュニケーションを築いていきましょう!