頑張って!をやめてみたら、子どもが変わった話
子どもに何かをしてもらいたいとき、つい「頑張って!」と言ってしまいませんか?
私も以前は、何かを応援するたびに「頑張ってね!」と声をかけていました。
でも、子育てコーチングを学んでから、「頑張って」という言葉が子どもにとって時にはプレッシャーになることを知りました。
今回は、「頑張って!」に代わる声かけの工夫をお伝えします。これを実践するだけで、子どもの気持ちがグッと前向きになり、自発的に行動する姿が見られるかもしれませんよ!
“頑張って!”が子どもに与える影響
「頑張って」という言葉自体には悪い意味はありません。むしろ、応援や励ましとして使う方も多いですよね。
でも、子どもの気持ちに寄り添うとき、この言葉が持つ「もっと努力しなきゃいけない」「まだ足りない」というニュアンスが負担になることがあります。
例えば、娘が初めて縄跳びを練習していたときのことです。
うまく跳べずに何度も失敗している娘に、私は「頑張って!」と声をかけました。
でも、娘はすぐに縄跳びを投げ出して、「もうやりたくない!」と言い出したのです。その時の私は理由が分からず、ただ「何でやらないの?」と困ってしまいました。
“頑張って!”に代わる声かけの工夫
子育てコーチングを学び始めて、私は「頑張って!」の代わりに使える声かけを意識するようになりました。
その中でも、効果的だったのが以下の3つの言葉です。
1. 「どんなふうにやりたい?」
失敗を繰り返しているとき、「どうやってやりたい?」と聞くことで、子どもが自分なりの方法を考えられるようになります。
縄跳びのときも、私は「どうやったら跳べそう?」と聞いてみました。すると、娘は「少しずつ跳んでみる!」と答え、気持ちを切り替えて練習を再開しました。
2. 「ここまでできてるね!」
挑戦中の子どもには、結果ではなくプロセスをほめることが大切です。
「跳べなかった」ではなく、「さっきより縄が上手に回せているね」と具体的な成長を伝えることで、子どもは自信を持つようになります。
3. 「楽しい?」
「頑張って!」と言われると、子どもは「やらなきゃ」と義務感を感じることがあります。
そこで、「楽しい?」と聞くと、プレッシャーを感じずに自分のペースで取り組めるようになります。娘も「ちょっと楽しいかも」と笑顔を見せ、再び縄跳びを始めました。
子どもが変わった理由
これらの声かけを意識するようになってから、娘が「挑戦を楽しむ」姿が増えました。
以前は失敗するとすぐに諦めてしまっていた娘が、「次はこうやってみる!」と自分で考え、行動できるようになったのです。
私自身も、「結果を求めすぎない」ことの大切さに気づき、親子で取り組む時間がより楽しいものになりました。
まとめ
「頑張って!」という言葉は、親の愛情から生まれるもの。でも、それが子どもにとってプレッシャーになっているかもしれません。
代わりに、
「どんなふうにやりたい?」
「ここまでできてるね!」
「楽しい?」
こうした声かけを試してみることで、親子の関係がよりポジティブで穏やかになるかもしれません。
最後に
子どもがのびのびと成長し、親も肩の力を抜いて子育てを楽しめる日々を一緒に作りましょう!
次回の投稿もお楽しみに!