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頑張らないこと

1.「あれもこれも全力投球だなんて、気が張り続けて体がもたない…」

 実は常にダラダラしていたいと思っている、藤枝てるひ のノートです。

 やろうと思ったことに集中して頑張る意志の力には限りがあります。頑張って、難しいことをたくさんやろうとすると、それを一気に消耗してしまうのです。
 故に、頑張らなければ目標が達成できないという常識は正しいとは限りません。目標達成に向け、限りある意志力を持続させていくために「頑張らない戦略」が必要となります。

2.大切な1%に集中する方法

 決めなくてよいことを自動化すること。同じ服しか持たないなど、自分の中で重きを置いていないことは簡略化しましょう。
 義務を娯楽化すること。達成のご褒美を決める等してモチベーションを高めましょう。
 段取りの省略によるやるべきことのシンプル化と、やる気スイッチの設定。
 繰り返すことで無意識にできるようにすること。人間が意識して行う行動はたったの1割なのだそうです。
 やると決めたことを他人に宣言してしまうこと。心理学ではコミットメントと言い、周囲の人に自身の目標を宣言すれば、その達成率が高まると証明されています。SNSを活用すると良いでしょう。また、宣言により一貫性の法則も働きます。
 同じ行動を同じタイミングでリズム化。一定のリズムで同じ行動を繰り返すと、トリガーが習慣化されます。
 朝早く行動すること。朝は他人に遮られず、意思の力も充実しています。
 毎日することでなくとも、大きな枠の中でルーチン化すること。
 やったことを記録すること。
 得意なことに取り組むこと。苦痛が小さくい消費意志力も少ないため、長続きして成果が出せるでしょう。自身では気付きにくいこともあり、仲間が得意とすることを認め合うことが大切となります。

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3.本業の省エネ化

 有給休暇を使うこと。副業や転職活動、家庭の都合等で休まなければならない日に使いましょう。予め残業できない、体力の無いキャラクターと認知されていると有利です。
 暗黙のルールに従わず、ボランティアは断ること。声を掛けて頂いたことに感謝を伝え、誠実かつさわやかに断り、少し長めに頭を下げましょう。付き合いを断ったことによるデメリットは無視し、勤務時間内の雑用を引き受けて埋め合わせしましょう。
 文句を言いつつ変わろうとしない同期入社組と壁を作ること。自分が理想とする状態にいる人や、自分を応援してくれる人とだけ付き合いましょう。
 最後に、本業をさぼって得た時間は全て、自身の人生を豊かにするために使うこと。学びのための投資費用は惜しまないようにしましょう。

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4.まとめ

 如何でしたでしょうか。誰もが、毎日の生活や仕事や人間関係で疲れ切っていると思います。しかし、頑張らなくてよいことを決めて取捨選択及び作業の簡略化をし、自分が本当にやりたいことに意志力を用いることで、人生はとても合理的で豊かになることでしょう。
 あることを頑張らないというのは、別なことにベストを尽くすという意味なのです。


川下和彦&たむらようこ「『がんばらない戦略』 99%の努力を捨てて、大切な1%に集中する方法」
https://books.rakuten.co.jp/rb/16592569/

Dr.ヒロの実験室「【ごめんなさい】副業をガチるための本業のサボり方3選」
https://www.youtube.com/watch?v=HY35LQqlx7M



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