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他責モンスターの部下は、幽体離脱せよ

私は、基本真面目なので自分の自己管理は徹底するため、
プレイヤーとしては高い営業成績を無難に納められます。
20代はそれで、ちやほやされて、褒められて、
頑張ってこれたんですけど、20代後半ともなれば、
いやおうにも、「マネージメント」ってやつを任されるわけです。
私の場合は、営業成績が個人でよかったので、
昇進して偉くなったと勘違い、20代はそれでめちゃ苦労しました。

20代前半           主任クラスで、チームリーダ的な 3-5名(生意気にも)
20代後半~30後半  課長クラスで、チームリーダ的な(生意気にも)
37~40歳              部長になって、部下25名(これめちゃキツかった)

◆20代前半
「あなたにはついていけません」
「もう同じチームで仕事したくない」
こんなこと言われたりして、名プレイヤー名監督にあらずで
まったく、人に対して興味がないコでした。
真面目な性格が災いして、更に言われたことに傷つき
いつしか、マネージメント恐怖症に。

◆20代後半
昇進する同期なんかを見てたりすると、このままじゃいかねぇなと、
一生ひとりプレイヤーは無理だもんなというのがわかってくる。
そうするといやだけど、マネージメントに向き合う必要が出てくる。
当たりまえだけど昇進する人って、
常にメンタルが安定しているのと、人付き合いがうまい。
私の憶測だけど、健全な家庭に育っているというのは、
人格形成にやっぱり影響していて、そういう家に育った子は、
社会でても世渡りうまくやっていく気がする。持論だけどね。

私の場合は、機能不全家族で育ってるからか、
友達にも言われるけど「陰オーラ」を持ってて、
人を疑ったり距離つくるからマネージメントが全然うまくいかない。
そんなところから、本読んだり、先輩の真似して、小手先テクニックを
身に着けて、顔色に出さないようになれたり、失敗しながらも、
なんとか、自分を防御しながら、管理職を演じられるようになったのが
20代後半くらいからかなー。
いろんな上司にも巡り合う中で、自分なりのスタイルを模索する
というのもこの時期だったな。
そんな中で、人の育成も興味が湧いてきて、
目をかけていた後輩ちゃんが
活躍すると嬉しくなってきちゃったりして、あれ?
自分のことじゃないけど、喜べる自分っているんだなという気づきがあったり、年を取るにつれ、なんかマネージメントできるように
なってきたじゃーんと思えるように。周りが優秀な子だったのもあるけど。

◆40歳のいま
直近は、田舎に移住して、地方都市の優良企業で
部長をやることになり、都会から地方へ天下りだし、
余裕っしょ!と思って、2年間部長やってたんだけど、
優秀なメンバーと働いていた東京の感じで、
マネージメントやってみたら、まったくハマらなかった。

偏見って言ったら偏見だけど、実際問題、
やっぱ、地方は東京と違った【モンスター社員】がいる。

モンスター紹介あるあるは、
これからまた記事にしていこうと思うけど、
なんといっても、マネージメント的にめんどくさい部下
おまえ、もう面倒みないと思わせるモンスターが
地方にはいたのよね。

それはどんなモンスターかって?

「あんた昔は優等生だったんだろうね。

 噂が大好き八方美人、他責おんな」です。


他のメンバーの前では八方美人なんだけど、
私と二人っきりになった瞬間、仲間をディスりまくり、
そして、他責ばかりで、自らを省みない、文句垂れ流し女です。
営業でたたきあがってきている私からしたら、
絶対嫌いなやつね。「主体性がなくて、他責なやつ」
生理的に無理。

こういうやつは、鼻から私は受け付けません。
(絶対、顔には出さないけど・・・)
こいつらは、もうねぇ、ぬるま湯でゆでガエルになっているので
こちらがいくら心砕いて、成長に伴走しようとおもっても
脳内CPUがもう根本違うので、成長する意思がありません。
(これは何度も裏切られてわかった)

  • で編み出したのが、一応、3回は成長伴走してみるけど
    3回目で、ついてこなかったら、あかんなとおもったら、
    私は、見切ることに決めてます。

見切るというのは、育成伴走リストからは除外
定期面談では、部内において、他のメンバーに対する不安因子に
ならないように、「ひたすら他責文句を聞いて諭す」
傾聴をして、1on1は、無難に留めるというのが私のやり方です。

そういうやつに、時間を割くのすら嫌だけど
一応、部長の仕事はしなければならないため、
苦肉の策で編み出したのが

「幽体離脱」!!!

とにかく心を無にして、
「あーそうなんだ」「大変だったねー」「頑張ってくれているねー」
「●●さんのそういうところ助かっているー」でとにかく、
右から左へ聞き流す。そうすると、心が侵されずに済むんです!!!

これが、40歳、私が編み出した、ベストプラクティスです。
この「幽体離脱」話法は、めんどくせぇ、会社のチームメンバーや
イエロー警告な問題社員にも有効なので、ぜひ、お試ください。

◆やり方
①最初は気を抜かない
②表情、うなづき、相手の言ったことをオーム返し
③相手にしゃべりだしたら、心を遠くに飛ばします
④頭の中では②だけを考え、心は「今日の夜は、ネットフリックスの
 あれみよー🎵」ということを考える
⑤面談のラスト10分で、褒めたうえで、こちらが求めていることを
 伝えて終了・・・

あなたも、めんどくせぇモンスターは、見切りをつけて、
幽体離脱対する!一番大事なのは自分、そして、
そういう八方美人女は、こっちが心開いても、
他にあることないこと言われる可能性があるから、
基本自分から、自分のことを、しゃべらないが鉄則です。

一生、昇進せず、ばばあになって、後輩に昇格を追い抜かれる
みじめな社会人ライフ送ってください。
そいつに割く時間は、ついてきてくれる成長意欲がある部下に
割くようにしましょう。時間は有限!


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