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1920年代の米車と
「アルバムから抜かれたんか、この写真ずっと前から私の引き出しに入ってて・・・」と、母が今朝一枚の写真を私に差し出した。
「うわぁぁぁ古い車、こんな写真初めて見たわ」という私に、
「あれ、前に見せんかった?」と母はとぼけた事を言った。
この写真は祖父とその子供で(父の腹違いの兄弟)、1923年(大正12年)に撮られたものだった。それにしても凄い車だなぁ、一回乗ってみたいと眺めていたら、あれ、もしかしてこの建物、郵便局かも?と何かが湧いてきた。
先日シャイアンのDirectoryで住所がみつかり、郵便局のすぐ裏手に住んでいた事がわかったが、その時調べた郵便局のスクショを見たら同じ建物のように見える。そして郵便局の後方に見える建物の左端が、祖父のいた所の様だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1675151458223-9VTeQJqVU2.png)
Wyoming State Archivesからお借りしました。
上にある祖父と子供の写真はこの場所で撮られたのに間違いないと思います。
(2023.1.31追加しました)
こうやって少しずつ点と点が繋がって線になっていくのは楽しいものである。しかし、勿論楽しい事ばかりではない。ご先祖様の歴史を調べている中、この子が17歳で亡くなった事を知った。祖父の悲しみはどれ程のものだったかを考えると心がとても痛くなった。そして、この子が亡くなった翌年に祖父も亡くなっていて、とても悲しくなった。