ハワイから先妻への絵葉書
私は、絵葉書の裏がどうしても気になり、台紙と張り付けられた絵葉書の間にある少しの隙間から覗きこんでみました。すると数枚の絵葉書に文章らしき物が見えました。
そのうちの一枚を剥がしてみようという事でやってみましたが、糊付けされている葉書を無傷で剥がすのは難しく痛めてしまいましたが、大体は読むことができました。
今年パスポートを見つけた際、一緒にあった書類から、曾祖父が亡くなった事で祖父がいったん帰国したと知ったわけですが、偶然にもちょうどその時の絵葉書で、その事にまた驚きました。
ハワイから先妻に宛てた絵葉書には、八月六日に布哇に着す 航海もxx至極(Luriha様から教えて頂きxxの部分は至極に変更しました)
静かで乗客少なし 余す10日間の航海は苦痛と思う。三年前の布哇とは別にxxx暑さ 留守中は 何卒宜しくのような事が書かれています。(xxxの部分は漢字がよくわかりませんでした)
1929.7.26にロサンゼルスから出発し8.6に布哇(ハワイ)に到着するまで11日もかかったのですね。日本に到着したのはちょうどお盆あけ頃だったのでしょうか?なんて長いのでしょう。昔の人は本当大変でしたね。
それにしても私、ハワイに行った事がありません(泣)
夕暮れ時のこの景色、是非見に行きたいです。
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