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14歳を最悪な環境で過ごし、心を身体がズタボロになった話

 この記事は、僕が人生で一番しんどい経験をした時のお話です。この記事をきっかけに環境がいかに大切なのか。心と身体は何よりも大切に。ということを知ってほしいと思っています。今では自分に合った環境で平穏に過ごせています。まずは僕が経験したことから話していきます。


学校を家も最悪で逃げ場ナシ

 僕が入学した中学校はスポーツがとても強い学校でした。入部したバスケ部もかなり強く、練習がとてもとても、とてもきつかったです。ずっと走ります。ひたすらに。ボールなんてほとんど触りません。僕は何部でしたっけ?そう思わせるほどです。僕は足のはやさには自信がありましたが、ランニングがほんとにダメで、部活終わりに一人で走り込みをしてめちゃくちゃ努力しましたが、周りに追いつくことはありません。それに、部員とも馴染むことができず、きついしつらいし努力は報われないし。そんな日を毎日過ごしていました。(休みは一日。その日も走り込み)
 心も身体もズタボロで部活から帰ると、家庭環境も落ち着けるような場所じゃありませんでした。母がアルコール中毒者で、酒癖もとても悪く、常に家族の悪口をぼそぼそと。少しの物音で「うるさい!っ!っ」と怒鳴り、家ではずっと緊張感のある空気が漂っていました。そうです。僕は逃げ場がなかったのです。学校で勉強にもついていけず、部活ではぼろぼろに。帰ってきた家ではゆっくり休めるような場所ではありません。唯一の逃げ場はインターネットでした。小学生の時から家にあったノートパソコンで現実逃避するようにパソコンでYouTubeを見るのが一番の癒しだったと思います。
 そんな時を過ごし、入学から半年。ようやく部活をやめることにしました。これは余談ですが、監督に辞めますと言って最初に言われた言葉は、「えぇ?もうチームTシャツ注文したのに!?」でした。ふざけるな馬鹿タレ。部活をやめても、勉強にはずっとついていけなかったし、クラスにも馴染めてなかったし、家は最悪なまま。部活という一番しんどかったものがなくなり、その反響で15歳(中学2年生)までPCゲームに没頭する日が続きます。そのあと、父にノートパソコンをへし折られたり、無理やり入らされた塾をたった一日でやめたり(しかも2か所)しました。
 そんなこんなありましたが、中学を卒業し、高校生活はかなり環境がよく、とても楽しい学校生活を送れました。その経験もまた環境の大切さを知るいい機会になりました。

今、”中学生の自分”に思う事と学び。

 今思えば、僕はあんなにしんどい思いをしていたのに、だれにも相談なんてしませんでした。不思議なことに、相談するという発想にならなかったんです。きっと、小学生の頃がとても優秀な生徒だったので、中学も「上手くすべてをやりきる」「これが当たり前」と思っていたんだとおもいます。家庭環境なんて恥ずかしくて言えなかったんでしょうね。父にもっと本気で相談するべきでした。学校がしんどくて、家でも休めなくて、と。不器用な父です。そしてその人の子供の僕です。ちゃんと話をしないとわかるはずがありません。皆さんは誰でもいいので相談できる相手をつくってください。そして、いまつらい思いをしているのが当たり前だと思わないでください。ひとにはひとの合う環境があります。僕は環境でたくさん苦労してきた分、環境のおかげで楽しく過ごした経験もたくさんしています。いまでは、裕福でもないし、父にもたくさん苦労させてますが、心と身体を大切に過ごせているので、とても幸せです。子供の頃たくさん苦労した分、大人になった今、もう二度と環境で苦労しないと決めました!

やめてよかったこと3つ

自分の印象を良くしようとする会話

 中学生のとき、人と話すときはずっと「相手に嫌われないように」「自分が面白い人間っておもわれたい」と会話をしていました。その結果というと、話すことが浮かばない会話が途切れる。でした。そして時間が経つと、「あの時もっとうまく喋れたらな。。」と後悔するのです。そしてまた次の会話でもっとうまく喋ろうとして空回り、の繰り返しです。なにもいい事なんてありませんでした。
 そんな経験から、いまでは自分の印象なんてきにしない。等身大の自分でいい!と少し投げやりですが、そうおもうようになって会話をすると、面白いことに話すことが自然と出てくるんです!すごい!それに内容がどうとかも気にならなくなりましたし、あとから話した内容で後悔することもなくなりました。これは僕にとってすごくいい気づきでした。気持ちも楽になるし、自分にがっかりすることもなくなりました。

自分を犠牲に他人のために行動すること

 僕は昔、自分を犠牲にして他人を助ける人にあこがれていました。とてもかっこいいし、男らしく、よく自分の時間や労力をけずって他人がやりたがらないことをやっていました。ですが、帰ってきたのは何もありません。他人が見てないとこでやるし、他人が見てても感謝の言葉なんて来ません。人は皆、自分のことで夢中です。なんのためにやっているんでしょうか?ばかばかしくなり、こんなことをやめると気持ちがとても楽になりました。自分のために自分の時間を使う。それがとても大事です。見えないところで誰かのために行動するのはいいことではありますが、自分の身を削ってまでやることではありません。それからは自分のことを大切にするようになりました。心と身体は何よりも大切に

なんでも完璧にこなそうとすること

 どっかで聞いた言葉、”すごくなくていい”が僕にぶっささりました。小学生の頃はとても成績優秀でスポーツ万能。運動会のリレーでは毎年アンカーを務めるほど足もはやかったんです。自分は何でもできると思って中学生になると、すべてがひっくり返りました。部活は体力もなければ、体も小さかったので監督の目には留まらず、初めての練習の時、先輩方との試合に出してもらえなかったのを今でも覚えています。絶望です。勉強は部活がしんどすぎて授業中は寝てばっか。もちろん成績は最悪で、席次でいうと、初めの試験は真ん中の順位だったのに、次の試験の時は下から40番くらい(170番くらい?)でした。
 小学校とのギャップで自分自身にがっかりしました。でも大人になってある日聞いた言葉。”すごくなくていい”という言葉。僕にとってはほんとに気持ちが楽になる魔法のような言葉です。例えば、だれかにスポーツを教わるとき、その相手は一流の選手でもなければ小さな大会を優勝する人でもありませんよね。自分より歴が長い人。自分より少し詳しい人。そんな人たちから教わってきました。”すごくなくていい”。なんでも完璧にこなそうとすることをやめてから、なにかにチャレンジすることのハードルがぐっと下がり、さらに自分の長所も他人と比べる必要なんてないことを知りました。今では自分に自信をもって長所を活かす努力をしています!

もっと知りたい方へ

この記事では、僕が実際に行った悩みや短所を理解し自分らしい考え方に変える方法。クリティカルシンキングを使った環境づくり【簡単】。ひとり時間を誰よりも過ごした僕が紹介するひとり時間の過ごし方の3つを紹介します。


まとめ

 環境が大事!心と身体は何よりも大切に!それが伝わってくれたらとてもうれしいです。
 相談する相手がいること、つらい環境が当たり前だと思わないこと。他人より自分のことを優先すること。等身大の自分でいいこと。それらもすべて環境がよくなって気づいたことが多いです。つらい思いをしているときは視野もせまくなってしまうんですね。これからも環境づくりにはこだわっていこうと思っています。
 ”ひとり時間で小さな成長を”という活動をしたいと思っています。環境づくり、学び、見た目、どんな成長でもいいから日々小さく成長していくこと。誰よりも”ひとり時間”を過ごした僕が、きっかけは逃げ場のない最悪な環境という経験からでしたが、いまでは私生活では絶対に外せない時間となっています。ひとり時間のいいところが皆さんに伝わってくれるようこれから頑張っていこうと思います。

 

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