自分の感受性とコーチングセッション
2023年の夏からコーチングを学び始めて一年と少し。
セッションの時に感じることが少しづつ変化している。
最初のころは、コーチから重ねられる問いが苦しく、問に問い詰められている感覚だった。
(今思うと、今は答えたくないとか、分からないとかを素直に言えなかったのもあったかな、、)
でも絞り出た答えが、「素直になりたい」だった時、
心の底から言葉が出てきて、ふいに涙が出てしまった。
あぁ、心底そう思ってるんだ、、、、と噛みしめて。
それから素直な行動をしている人に敏感に反応するようになって
素直に、いいなぁ、と羨めるようになった。
願わくば自分もそうありたい。
自分の本音に近づけたのだから、
いいセッションではあったんだと思う。
でも同時にものすごく苦しかった。
また同じようなセッションを受けたいとは思えなかったし、コーチングを学びながら、これを人に勧めることはできないと思った。
でもなぜかコーチングという物自体への興味と何か可能性がありそうだという思いが止まらず、
コーチング周辺を自分なりにうろうろして本を読んでみたり
カウンセリングと何が違うんだろう?と思って検索してみたり。
(気持ちがマイナスの人が受けるのがカウンセリング、そうでない場合はコーチングという括り以外で何が違う??とか)
そうこうしているうちに、セッションではコーチに
どういうセッションがいいのかリクエストすることが可能だと知った。
よく考えれば当たり前の話だけど、まさかの要望を出すことができるとは!!
コーチングセッションにおけるコミュニケーションのあり方というのかな。
書いていて気づいたことは、コーチング以外でも人とのコミュニケーションが
少し難しくなっていたのかなと思う。
初めての人と話すのは苦ではないし、話すことはむしろ好きだ。
本音を話すことも嫌でもない。
でも、なんとなく空気を読んで相手に合わせたコミュニケーションに
偏っていて、本当の意味での要望を出すことが難しくなっていたんだなと。
その小さな積み重ねが知らない間にコミュニケーションを、自分を窮屈にさせていた、、、、、書いていても重苦しい気分になる、、、
話をコーチングに戻すと、セッションの際にリクエストするってすごく大切だなと実感している。
コーチは、それぞれのコーチが思うセッション像があるからこそ
すり合わせることはすごく大事。
私の感覚では何かをする前の打ち合わせの様なものじゃないかと。
実は、セッション前からコミュニケーションが始まってるんだな、と改めて大きな気づき。
今は自分の感受性を大切にして、コーチングやコーチとの相性を
考える真っ最中なんだなーーー。
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