あがり症を克服するために私がやったこと

極度のあがり症に悩んでいたのは
かれこれ２年くらい前がピーク

一時期は
数人の前で話すのも声が震え
〝頭の中真っ白〟を通り越して
頭がグワングワンと揺れる感じだった

意識が遠のく一歩手前だったんだと思う

人前でしゃべる場面は
極力避けていたけれど

やはり人前で話さなければいけない
場面は時々あった

あがり症で大変なのは
その時だけ緊張するのではなく
人前で話すことが決まった瞬間から
あがり症との格闘が始まることだ

その時その日が近づくにつれ
気分が憂鬱になる

常にストレスがかかっている状態

なんとかあがり症を克服したい！
と思ってネットで調べると
いろいろ方法がでてきた

姿勢や呼吸について書かれていたり
発声の仕方について書かれていたり

藁にもすがる思いで
片っ端からそれらを試してみた

ひょっとしたら
軽度のあがり症には効くのかもしれないが
私の極度のあがり症には
ほとんど効かなかった

多少効いたと思っても
一度だけでまた効かなくなる
という結果だった

どれを試してもダメなんて
どうしたらいいんだろう…
と途方に暮れた

その時にふと
自分の人生を振り返ってみたのだ

私はいつからあがり症になったのか？と…

確かに小さい頃に人前で発表するのに
モジモジしていた記憶もあるし

緊張していた記憶もある

けれど
自分の今までの人生が
ずっと極度のあがり症だったかというと
そうじゃない時期もけっこうあった
ということに気がついた

もしかしたら…
あがり症の原因は
発声の仕方や姿勢など
物理的なことではないのでは…

確かに
発声や呼吸などを変えて
克服できるあがり症もある

でも
もしそれらの方法を試しても
ほとんど効果がないとしたら
メンタルの問題の可能性が高い

私もメンタルを整えたら
酷く緊張することはなくなった

もちろん
緊張することはいまだにあるけれど
日常生活に支障をきたすくらいの
極度のあがり症からは解放されたのだ

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