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もし楽譜がカラフルだったら
Twitterで少し前に、楽譜が黒一色の書き込みで読めないくらいになってる画像が回ってきたのですが。
そのとき、なんで楽譜って黒一色なんかな?カラフルだったら、イメージしやすくないかな?って思いました。
色情報を使えば、もっと、内容を伝えやすくなるのではないかなと。
色を使って楽譜を作る
たとえば「抑揚のつけかた」とか。
初心者さんほど、「歌う」とか言われても分かりづらいし、そもそも、楽譜の情報を拾うというのが感覚的にとても難しいので。
こういうのはどうかな。
右側が、たぶん箏の一般的な楽譜のイメージ。白地に黒一色で、枠で囲われた数字(絃番号)だけの。わりと無機質で情報がとりづらいです。
それに対して、左側のは、しっかり音がほしい部分を桜マーク、音を伸ばして減衰を意識してほしい部分を、色ベタにしてみました。(楽器経験がない人で拍の感覚が薄いと、二重丸の休符がいい加減になりがちなので、ここをしっかり伸ばすよーというのを意識させたい)
(あと、調絃から音を拾い出すのが、慣れていないとやっぱり分かりにくいので、あらかじめ音名を載せておきたい。いちいち振っていく時間も短縮できるし。慣れれば即歌い出せたりもするかもしれないですし。尺で箏譜を演奏とか、別の楽器を使ってアレンジもしやすいと思う)
なんとなく、これだけでも「やってほしいこと」として、分かりやすくなった気がします。
できそうなこと、デザイン
上記のような、マークを使用すると、音数の多い細かい楽譜では煩雑になりすぎそうなので、違うシンプルなデザインにするなら。
クレシェンドで背景色をグラデ赤にするとか。強音は枠内を金赤ベタで白文字にするとか。太めのフォントになるとか。
デクレシェンドで背景色をグラデ青とか(以下
フォントも、私はデザインをするときは、目的に合うもの・合わないものをいくつも試すのですけど、部分的に違うフォントを使ったりしてもいいんじゃないかと。
メインフレーズはしっかりめで演奏してほしい、という指示がしたいときは、担当パートを太めの目立つフォントにするとか、できないわけじゃないはず、と思います。
電子の楽譜になったら、もっと面白いことができそうなんだけどな。
iPadに自炊した楽譜をpdfでいれておけば、譜めくりがワンタッチでできていいですよって言ってた人もいたから、電子楽譜もありかもしれないですね。
ただiPadを譜面台に置いて落とすのが怖いとかも聞きましたから、軽めの電子ペーパー、早く普及したらいいですね(前から聞くけど、いつお手頃な品として出回るようになるのかな…)
カラフルな楽譜のデザイン、させてくれるところがあったら頑張りますよどうですかどうですか。w
…個人的には、メインフレーズのチェックなどが省ける楽譜、あったら楽でいいなと思います。譜読みに時間かけられないくらい忙しい人もいるんじゃないのかな。w
一つの作業で全員が楽ができるなら、それはものすごくアリだと思うんですけど。(手間暇かけるのが愛情派のひとのことは知らんです。
あ、あと、総譜がほしい…五線譜の状態でもいいからあると曲リーダー助かるので、楽器ごとに分かれてない楽譜があるといいなーこれはデザインとか関係ないけど。
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