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運命の出会いじゃないかもしれない
こんにちは みょーです。
僕はポケモンが好きです。オンライン対戦も、育てるのも、キャラクターとしての姿も好きです。許されるならカードも集めたいけど、キリがなくなっちゃうので買ってません。それくらいポケモンが好きです。
いつかポケモンカードで自分の息子をボコボコに倒して泣かせるのが夢です(彼女すらいない)
そんな僕が一番好きなポケモンはアチャモ。
ほのおタイプのひよこで、進化するとバシャーモというカッコいいニワトリになります。僕は最初の相棒は必ずほのおタイプを選ぶようにしていますが、後にも先にもアチャモを超える相棒はいません。でもリザードンとゴウカザルも好き
そしてそして、現実で好きな動物は“もふもふ鼻血製造機”うさぎさんです。
もう何も言うまい。
そんなポケモン好きでうさぎ好きの僕の前に、ある新種のポケモンが現れました。それがこの子、最新作での相棒となるポケモン『ヒバニー』です。
画像は公式サイトからお借りしています
ポケモンシリーズ恒例の最初に博士にもらえるポケモン、通称「御三家」のほのお担当です。詳しくは検索してね
僕が絶対に選ぶほのおタイプの相棒ポケモンであり、大好きなうさぎのポケモンでもある。これはもしかするとアチャモに並ぶ、いや超える可能性もあるかもしれない……ということは、これは運命の出会いかもしれない!(タイトルは忘れてください)
ということで、僕はウッキウキでポケモン最新作ソードシールドの『シールド』を購入、ヒバニーと共に冒険を始めました。
新種ポケモンとの冒険
さて、ポケモン好きならば誰もがぶつかる“新種ポケモン特有の悩み”がありますね。
それが『進化』です。普通に考えるとポケモンの進化は良いことばかりです。大きく成長して強くなるだけじゃなく、種族によって更にカッコよくなったり、可愛くなったりします。
しかし、中にはビックリ進化を遂げるものもいます。メジャーどころだとコイキング→ギャラドスですが、ヤベーのはニャルマー→ブニャットとかです。検索してもらうと一発で分かりますが、「寺田心くんがマツコ・デラックスに進化した」って言えばそのサプライズ感が伝わると思います。
新種のポケモンを一目見て「カワイイ!運命!」と思って育てても、進化した後に「いや、そうやないやろ」って姿になっちゃうことは、意外とポケモントレーナーあるあるなんです。
ですから、僕はヒバニーが進化した後の姿を恐れていました。というのも、僕はうさぎ愛が強すぎて、よりリアルなうさぎが好きなんです。どうぶつの森のうさぎでさえ、「うさぎ感足りねえな」って思います。僕が星一徹ならちゃぶ台ひっくり返して飛雄馬ビンタしてまゆげ全部剃ってサッカーさせます。そのくらいこだわりがあります。でもピーターラビットは好き♡(28歳男性 無職)
相棒の成長記録
ということで、僕と相棒のヒバニー『うーさん』の冒険は、思春期の息子と母親のような距離感で進んでいきました。しかも僕にはイヤな予感がずっとありました。その理由はヒバニーが“二足歩行”だからです。うさぎはよちよちぴょこぴょこ歩くからかわいいんです。ヒバニーはギリギリよちぴょこでした。
そんな愛する息子うーさんにもいよいよ進化の時が来ます。アタシは不安でした。もしうーさんがグレて変なオッサンになったとしたら……強さをはき違えて急にボディービルダーになったとしたら……。もう母としての愛情に自信が持てなくなります。
このノリめんどいんで進化しまーす。
うーさんの進化した姿、『ラビフット』です。ロビンフットとかけてるのかな?
僕の素直な感想は「かわいい!」でした。特に鼻が素晴らしい。ロップイヤーなところもキュートだし、しっぽも指も愛おしい。しかしデコの黄色は許さん。
いや~、でも良かった。「拾ってください」って書いたダンボール使わずに済んだ。
カレーを一緒に食べると、かわいい口も見えました。ニッコリしたあと、恥ずかしくなっちゃうシャイなうーさんもかわいい。そしてどうみても合法のカレーじゃない
なんということでしょう
やっぱり二本足で走ってるだけあって、シルエットは人型に寄っていってますけど、それでも“もふもふ天使”うさぎをモチーフにしたポケモンだけあってとても愛らしいです。なにその前歯、あ~鼻血でるわこれ。
そんなこんなで鼻にティッシュを詰めつつ冒険を続けていくと、ついにうーさんに二度目の進化のときが訪れました。名実ともにチームの“エース”となり、うーさんの最後の姿が決まる瞬間です。
その姿がこちら
うーさんは『エースバーン』に進化しました。
うさぎソムリエである僕はその瞬間に大きな声をあげました。
\なんか違う!/
違う!見れば見るほどうさぎじゃない!!!なんやその二の腕!!!健康的な女子のやつやん!(正直好き)
でもその足は絶対違う!長すぎる!!!キビキビシャカシャカ走りやがって!!!ここは許せん!!!
\なにサッカーしとるんじゃコラァァァ!!!/
走るのが自慢やったんじゃないの!?あの頃のちょっとシャイやったかわいいうーさんはどこにいったの?「ゴール決めてパフォーマンスする暇あったら試合続けろ」で有名なイケメン感を競うスポーツ始めたなんてお母さん聞いてない!(もちろん偏見だし、好きなサッカー選手はロッベンです)
僕はショックでした。
一番恐れていた『頭身の高い人型うさぎ』になっちゃったからです。これは好みの問題ですが、せめてルカリオくらいに収めて欲しかったです。
ちなみに、これが“波動の勇者”ルカリオくんね。
でも、なんやかんや見慣れると、どんなポケモンもかわいくなるもんです。冒険を一緒に続けていくと尚更そのかわいさが分かります。それにシュッとしたモデル体型でもうさぎはうさぎ。やっぱりうーさんはかわいいです。特にそのお耳がかわいいねぇ~。ちょっと待って通報しないで
チャンピオンのエースバーンとうーさん
しかし、このエースバーンというポケモン。
対戦では全く可愛げがありませんでした。対戦で強いポケモンに求められることは、大きく分けると
・純粋な体の強さ 「力が強い」「足が速い」など
・覚える技の器用さ 技のタイプや威力、搦め手など
・優秀なタイプ 弱点とか攻撃面に関わる大事な部分
の三つです。この要素のうち、一つでも欠けていると「うーん微妙だよね」って扱いを受けます。せちがらい世の中です。
そんな中、エースバーンは足がとても速い上に攻撃力がかなり高く、デメリットの少ない強力な技を数多く覚え、『リベロ』という特性で自分のタイプを変化させることが出来ます。三つの要素が揃ってるどころか、全部が超一級品です。特にリベロはやりすぎです。カメレオンかテメーは
これはジャンケンで同時にグーチョキパー出してるようなもんです。本田圭佑も裸足で逃げ出す強さです。
ここまで強いと「ハイハイ、君もエースバーンね」って感じで、「たかがポケモン対戦にアツくなってんじゃねーよ…」って目で見られます。実際に知り合いとのポケモン大会では“エースバーンの選出は大人げない”って風潮があって、誰も使っていませんでした(僕も)
ここまで気になる要素が揃ってしまうと、どうしてもエースバーンへの愛は薄くなってしまいました。孫正義の頭頂部のように……
まあ強いのは良いことです!弱くてボコボコにされるのもかわいそうだし、「強すぎるから卑怯だ」なんて意見は知りません。本物のうさぎだって無敵のかわいさを持ってますからね。
でも、やっぱり人型ってところは気になっちゃいます。どうせ人間に近づくならこうなって欲しかったです。
こ~りゃ最強だわ。
最後に
色々言ったけど、うちのうーさんは世界一可愛いエースバーンです。
さらに僕の仲間には、エースバーン界のプリンス『うーさま』と、エースバーン界のアイドル『うさみ』もいます。みんな強くて可愛くて最高のポケモンです。まだ育てる気ですけど名前が思い浮かびません。助けて
それでは旅の相棒、うーさんの笑顔でお別れ。
運命的に可愛い。
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