ゲーマーの友達がオットセイになった感動の物語
こんにちは みょーです。
今日は久しぶりにゲームの記事を書きます。と言ってもゲーマーだけではなく、ゲームを知らない人にも伝えたいお話です。もちろんタイトルは大袈裟です。
今回は『スマッシュブラザーズ』に関する記事です。ゲーム好きな男の子なら誰もが一度はプレイするシリーズ作品だと思います。僕が初めて触れたのは小学生の時で、それから高校生、専門学生になっても友人と遊び倒し、最新作ではオンライン対戦が気軽に出来るようになったので、今ではちょっとした気分転換としてお世話になっています。
そんな思い入れの深いゲームなのですが、まずは皆さんにスマッシュブラザーズがどういうゲームなのかと、その思い出を紹介します。
気長に読んでくださいませ
※その前に、記事を書き終えた未来の僕からお知らせ
長くなりましたので、目次を作りました。「めんどくせ」ってなった方は、『最後のファイター』からご覧ください。
ゲーム界における『スマッシュブラザーズ』
『大乱闘スマッシュブラザーズ』はゲームの世界において、お祭り的な存在です。その理由は、様々なゲームのキャラクターがその世界の垣根を越えて集まるからです。
マリオ、リンク、ドンキーコング、カービィ、ピカチュウなど、ゲームをしたことない人でさえ知っているようなキャラクターが集まり、文字通り『大乱闘』を繰り広げるゲームなのです。
適当に画像を用意してみましたが、皆さんもどこかで見たことがあるキャラクターばかりではないでしょうか?
そんなスマブラ、初代は『ニンテンドーオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』という名前でした。ニンテンドーオールスター!ですから、この頃は任天堂のゲームキャラクターしか登場しませんでしたが、シリーズ作品が増えるにつれ、他社のキャラクターも登場するようになりました。
スネーク、ソニック、パックマン、ロックマン、リュウなどなど……ゲームの世界を盛り上げたキャラクターが続々と集まり、ゲーム好きは「あのキャラクターは出ないのか……?」、「次の参戦ファイターは誰だ……?」と、ワクワクを高めていくのです。
有名なキャラクターばかりですが、見たことあるでしょうか?(もっとカッコいい画像を撮りたかった)
中にはクラウドのような、とんでもない人気を誇るキャラクターまで登場しました(大人気ゲームの『ファイナルファンタジー』の主人公で、その中でも超人気)
見ての通りのイケメンっぷりで、塾の生徒だった小学生の男の子も、クラウドを知らないのに「カッコいいから」という理由で使っていました。
そして、こういう世界観のカオスさがスマブラの魅力です。
しかし、参戦するキャラクターがいる一方で、シリーズごとにリストラされるキャラクターもいました。僕が友達とプレイしていた『スマッシュブラザーズDX』で好きだったミュウツーやロイといったキャラクターは、続編では登場しなかったこともありました。
だから、大人気ハードの『Nintendo Switch』でスマッシュブラザーズが発売されるという発表があった際、多くのゲームタイトルが集大成と言えるクオリティのソフトを出す中で、スマッシュブラザーズはどんな作品を生み出すのかということに注目が集まりました。
特に大事だったのは、「どのキャラクターが続投して、どのキャラクターがリストラされるのか……?」ということです。スマブラはひとつのシリーズが出ると何年かは次回作が出ません。だから僕もミュウツーが出るかどうかでハラハラでした。当時はもうスマブラをプレイしていませんでしたので、もし出なければ買わない可能性までありました。
で、発表ムービーがこれ
やべー!
ということで、何とこれまでのスマブラに参戦したキャラクター(65体くらい)は全員登場しました。この時点でめちゃくちゃ凄いことです。紅白歌合戦にこれまでの歌手が全員参加するようなものです(違う気がする)
良かったね!これでみんな満足でハッピーエンドや!
じゃないんです。
もちろん、この時点で既にアラサーの僕は大満足でしたが、ここから更に気になることがあります。それが新規参戦ファイターです。先ほど冗談のように名前を出しましたが、スマブラを分かりやすく例えるならガチで『紅白歌合戦』なんです。
スマブラに登場するというのは、ゲームキャラクターにとって名誉なことであり、自分の好きなキャラクターがスマブラの世界で戦っている、操作できるというのは、それだけでとてつもなく嬉しいことなんです。自分が好きなアーティストが、紅白のワンコーナーにガッツリ登場するところを想像してごらんなさい。たまらんやろ?(ガキ使を見てるとか言うなよ)
ということで、「誰が来るんだ……?」のワクワクドキドキと、「好きなキャラクターが登場しないかも……」のハラハラは続きます。ゲームバランスの都合もあるし、例の感染症の影響もあって、どうしても開発に時間がかかりますからね。追加キャラクターが出揃うまで、『全員登場!』から数えると、もう二年くらい経ちました(三年半でした)
発売までに追加されたキャラクターの参戦ムービーを貼っておこうかと思いましたが、多過ぎるので画像と共に軽く紹介していきます。まずは皆さんも知っているであろうインクリングです。要は『スプラトゥーン』のイカです。
任天堂が誇る大人気ゲームですから、「当然スマブラに出るやろ」という感じでサプライズ感はなかったですが、僕はスプラトゥーンも好きなので嬉しかったです。
お次は『メトロイド』のリドリー、『ドンキーコング』のキングクルールです。どちらもその作品を代表する悪役です。
カッコいい!
かわいい
次は『悪魔城ドラキュラ』シリーズのシモンとリヒターです。この作品はやったことないですが、彼らも参戦が待ち望まれていました。
金髪ロン毛がシモン、黒髪ハチマキがリヒターです
そして『どうぶつの森』のしずえさん。参戦!の工夫も面白い。
戦えるんか~いって感じですが、釣り竿や箒を振り回して頑張ってます。
それから『ストリートファイター』のケン、『ポケモン』のガオガエン、『スーパーマリオ』シリーズからパックンフラワーなども登場が発表されました。
ここまで紹介したキャラクターは、これまでのスマブラの発売時にも、各国のゲーマーから「スマブラに登場させて欲しい!」と要望が多かった人気のキャラがほとんどです。
さて、ここまでが発売前に発表されたキャラクターで、まだアップデートによって追加されます。なんと追加で5体ものファイターが参戦することが決まりました。追加ファイターはサプライズ感あふれるムービーによって発表されるのですが、そのムービーも面白いので一部のキャラクターはリンクを貼っておきます。
ということですので、もうちょっと付き合ってくださいね。僕も疲れたので適当に紹介していきますから(それはそれでいいのか)
ここからはスゲーのいっぱい出るから知ってるやつもいるでしょう。
『最後のファイター』
まずは『ペルソナ』シリーズのジョーカー
僕は全く知りませんでしたが、アメリカ出身のアニメ大好きな友達が「オマイガッ!」って叫びながら喜んでたので、えらいこっちゃと思いました。ジョーカーはアニメファンにも人気なイケメンで、9股するほどモテるそうです。別に嫌いじゃないです。
お次は、あの『ドラゴンクエスト』の勇者です。ムービー乗せときます(贔屓)
マリオとドラクエの勇者が同じ世界で戦うってやばいで。ジャニーズとEXILEがわちゃわちゃしてるのと同じやもん(違う)
そしてそして!
世界のアラサー世代を号泣させた『バンジョーとカズーイの大冒険』のバンジョー&カズーイ
実はこのキャラクター、生みの親であるレア社が無くなったことで、権利元がマイクロソフトへと移りました。任天堂とマイクロソフトはライバル関係にありますから、そういった事情でスマブラへの参戦は難しいだろうと考えられていたんです。
そんな色々を乗り越えてのこのピースですから、号泣しちゃう大きなお友達がたくさんいたんです。僕はやったことないから泣けんかった。それでも知ってるキャラクターだから嬉しかった。
お次は『餓狼伝説』のテリー
僕は格ゲーに詳しく無くて『鉄拳』をかじったくらいのニワカなのですが、テリーは知ってました。それくらい印象に残るカッコよさです。ついでにスマブラらしい画像も貼っときます。
それから、ラストに『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作の主人公、ベレト&ベレスが参戦して終わり。もちろんカッコいいので好きですが、正直「全員参戦のスマブラ最高傑作の最後がコイツでええんか?」みたいな空気はありました。僕も感じた
うーむ、それでもすごいラインナップだ。
と思ったら、最後じゃありませんでした。
なんとなんと、『ファイターパス2』の発売が決まり、さらに6体のキャラクターが追加されることになりました。祭りだ~!
ということで、あともう少しお付き合いください。色んな都合で参戦の発表と、この記事で紹介する順序は変えますので厄介オタクは黙れ。
まずは任天堂のソフト『ARMS』からラーメン娘のミェンミェンと、『ゼノブレイド2』からホムラ&ヒカリです。美女揃いや
このキャラクター達は割と最近になって生まれたキャラクターでしたので、「スゲー!」とはなりませんでしたが、こっからがやばいです。世界中のゲーマーが驚き、YouTubeには外国の方のリアクション動画が溢れかえりました。みんな「オマイガッ!」って言ってました。
まずは『鉄拳』シリーズからカズヤです。チョイ悪どころか極悪オヤジって顔してます。
何がすごいって『ストリートファイター』と『餓狼伝説』と『鉄拳』のキャラクターが『スマブラ』の世界で『マリオ』とか『ゼルダの伝説』とか『ポケットモンスター』のキャラクターと『一緒の舞台で戦う』って、『もう意味わからんし、このボケもつまらん』
お次はスティーブです。
名前だけではピンとこない方が多いでしょうが、一目見れば分かるはずです。
一時代を創り上げたゲーム『マインクラフト』の主人公が満を持しての参戦です。マイクラの世界観をスマブラの世界で再現するのは、技術的にも難しいことですので、参戦したこと自体がすごいことです。
どれくらいすごいかと言うと、紅白にテイラースウィフト呼ぶくらいだと思います(適当)
マリオさんw
次はなんと、あのセフィロスです。知り合いの人妻お姉さんが「出来るならセフィロスと結婚したかった」と言っていたあのセフィロスです。『ファイナルファンタジー』はイケメンが多い。
『片翼の天使』ことセフィロス(中二病爆発)
マリオさん!?
セーフ
セフィロスはさっき紹介したクラウドのライバルです。だから、スマブラに登場できる“キャラクターとしての格”は充分でしたので、「もしかして参戦するのでは!?」という予想は多かったです。
しかし、それでもセフィロス参戦で盛り上がった理由は、『ファイナルファンタジー』というゲームが世界的に人気だからです。世界で人気ということは、キャラクターを使用する権利もややこしいということ。そうした大人の都合もあり、セフィロスの登場はクラウド同様にとんでもないことでした。
さて、ついに最後の一体となりました。
このゲーム界の紅白歌合戦とも言える『大乱闘スマッシュブラザーズ』の、シリーズ集大成と呼ぶにふさわしいとんでもない作品。その最後を飾るキャラクターにも、とんでもない期待がかけられました。「セフィロスが最後じゃないなら誰だ!?」という意見も多く、最後のファイターにはこれまでの全員を超えてくれ、という重すぎるプレッシャーがかかります。
スマブラは歴史が長く、様々なキャラクターが世界を越えて集まったゲームです。だから『世界のスマブラファン=世界のゲーマー全員』といっても過言ではないくらい、トリを飾るキャラクターには高いハードルがあるんです。
僕も色々と予想しましたが、正直なところ、その全員を満足させることは不可能だと思っていました。ある一体を除いて
さて、いよいよ80体を超えるそうそうたるメンバーの最後を飾る、全員を満足させたファイターです。
『キングダムハーツ』シリーズの主人公、ソラです。
ソラはずっとスマブラへの参戦が望まれていました。その声は僕がまだ二十歳になってないくらい(10年近く前)からあり、「スマブラに参戦して欲しいキャラクターは?」というアンケートでは、いつも一位を取るほどに人気でした。
もちろん僕も望んでいましたが「いやいや、ソラは来ないでしょ」と諦めていました。その理由がこれです。
\ハハッ🐭/
見ての通り、とんでもねーレベルの交渉を乗り越えないといけなかったのです。そもそも、『キングダムハーツ』シリーズは『ファイナルファンタジー』の仲間です。その上であの天下のディズニー様とコラボしている作品なのです。
FFもやけど、あのディズニーですよ?だから世界中の誰もが「流石にソラは無理だよね……」と、考えたのです。期待しつつも、どこかで諦めるという感じ
それを乗り越えて、長い時を経て、ついにソラがスマッシュブラザーズの世界に参戦します。1&2両方のラスボス手前でコントローラーを投げ捨てた僕でも目頭が熱くなりました。特にこのシーンはやばかった。
マリオさ~ん😭
この動画が発表された後、僕は『キングダムハーツ』がこの世で一番好きだと豪語するゲーマーの友達にLINEしました。「ソラ来たやん!」と。
すると友達は「感動して色んな思い出が駆け巡って、泣き過ぎてワケ分からなくなって、オウオウ声が出てオットセイみたいになってしまった」と言ってました。\ハハッ🐭/
ソラが参戦したことで、世界中のゲーマーが同じように喜びの涙を流しました。Twitterでは、スマブラのディレクターである桜井政博さん(カービィの生みの親)に対する感謝のツイートが溢れ、#Thank you Sakurai というタグがトレンド入りしました。
僕もツイートこそしていませんが、僕の青春から今まで、ずっと楽しめて、感動をくれて、世界中の人達と気持ちを繋げてくれるゲームを作った、桜井さんへの感謝と尊敬でいっぱいです。そして、僕も小さくて良いから、そんな風に色んな人に感謝してもらえる仕事がしてみたい、と思いました。
それから友人と「ソラが実装されたらスマブラしよう」と約束をしました。僕は職を失うことと引き換えにスマブラがはちゃめちゃに強くなったので、現役パティシエの彼をボッコボコにして再びオットセイにしてやろうと思います。ソラで
宇多田ヒカルさんの曲も使われてるからスゲーです。
最後に
この外人さんの反応が大体のオタクと一緒だと思うけど、マジでうるさいから音量には注意してください。
こんな感じで、たくさんのリアクション動画がYouTubeにあふれかえっていますが、泣いている方がめちゃくちゃいます。見てるとこっちまで感動しちゃう。もう僕もオッサンですね。\ハハッ🐭/