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卑弥呼・邪馬台国 九州説・畿内説(補足ノート)

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#三角縁神獣鏡

舶載三角縁神獣鏡の同笵関係とその伝播について

古代九州~朝鮮半島の経済圏(物流圏)と邪馬台国~古墳時代の銅鏡の関係の補足ノート

 上記ノートでは、破鏡副葬を中心にその伝播の様子を纏めたが、次に舶載三角縁神獣鏡の伝播の様子を、この方の動画解説を使わせて頂き、ヤマト王権の銅鏡利用に引き継がれるまでを纏めてみたい。

(4:00頃~) 那珂八幡ー備前車塚ー富雄丸山出土漢鏡含め、豊前石塚山古墳7面、備前車塚古墳11面、万年山古墳6面(全て舶載鏡)の

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古代九州~朝鮮半島の経済圏(物流圏)と邪馬台国~古墳時代の銅鏡の関係

古代日本・九州から朝鮮半島にかけて(想像)の補足ノート

 九州~朝鮮半島の物流・経済圏と一言で言っても、当然その内情は一定だったはずもない。
そしてその変化の様子の把握は、ヤマト王権が銅鏡を利用してその影響力を拡大するようになる直前の時代を考察するのに大切な要素の一つだと思っている。
 ちょっと脱線するが、特に7世紀以前の「ヤマト王権」については、自分はあまり一般的ではないかもしれないイメージ(

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