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闘病から学んだ生きる力 ⑦

今までも、これからもたくさんの出会いがあって、その出会いにはきっと私にとって意味がある。
その中でも私の中で大きく動く力をくれることがある。


先生ありがとう


もうすぐ卒業。
バスケットしてしまった後もおとなしくしていたわけではなく、笑
ところどころで色々やってしまうの。
ちょっとした言葉に傷ついたり、腫れ物に触れるように接されたり、いてもいなくても自分はここに存在しなくてもいいように感じる。
どうしようもない。
閉ざしているのは、私だから。

何度も途中で学校から姿を消す。
誰にも気づかれないように。

事情はわからないから、、、
いわゆる成長していく上での反抗期?
いや、不良といわれる感じに思われていたかもしれん。

 この日、検査の結果も悪く、重く、しんどい。身体も気持ちも。歩くスピードも遅い。
多分、もう何にも頑張ろうと思えなくなって私のうつむいた底やった。
 グランドに歩いてでなければ行けなくて。。。

 体育教師の一人が怒鳴った
『ダラダラするんな!走らんか!』
にらんだ、私に言うたな
 走り出した私。
『あかーん!』
私の腕掴む女性体育教師。
もう泣かないと決めた気持ちが4ヶ月で限界で。『離せ!』暴れだした…

『あかん!よう我慢しとる!ツラいな。
気持ちはわかる。けど我慢や』そう言っておもいきり力いっぱい抱き締めて暴れる私をひき止めて離さない。女性体育教師。

この時、初めて抱き締めてもらった。
病気になった私に泣いてもいいって言ってくれた。声をあげて人前で初めて泣いた。
今も覚えてる。
その時のW先生の顔。一緒に泣いてくれた先生の顔。きっとずっとずっと忘れない。

 私、こんな先生になれたらええのに。

卒業

卒業式、、
実はほとんどこの辺は覚えてない。
ぼんやり。学校へはいってたんだろか?
 高校の受験も終わって、学校へ行かなくていいという部分だけがいつもよりマシ。
 中学は病気になるまではたくさん楽しかったこともあった気がする。でも、最後この形だったから思い出したくもない記憶になった。

高校か。。。
誰も知らない高校に決めたからもちろん知ってる人はいない。し、電車で通学は1時間。行けるんか?
何かあっても近くに叔母さんの家があるからここなら、と許可がでた高校。
 水泳部のない学校を選ぶことが条件に出されてた。そんなの、調べる気にもなれないし、ないやろ。って決めたからどんな学校かもあんまりわからない。ただ、行きたい学校じゃない高校。ってだけ。

という感じやからまず行きたくないよねー
高校。

高校…最悪や

キャッキャッ🌸
回りは嬉しそうな入学式。
あたしは、ここで何するんやろ。
こんなとこ来てどうするんやろ。

私から担任への約束を
私の病気を誰にも言わないこと。

入学翌日、
教室内で委員を決めてたっぽい。
私は関係ないし、と思ってきいてなかったんよね。だって投票しろ言われても、誰も知らんのにどうやって投票する?

決定、前に書き出された!
ん?私の名前書いてあるやん。しかも、、
体育ーーー!!なんでやねん。。。

さて、どうする………

『えーと、○○は病気で体育はできないので誰か変わったって』
コイツ、アホなん?病気言うとるやんけ‼️
最悪やー

『体育できひんの?』
『病気なん?』
『なんの病気なん?』

これさ、心配してあげてるつもりか?
逃げたい気持ちになった私をおいて担任はどっか行った。
私にはかなり迷惑な質問やし。答えたくもない。得意の聞こえないふり、、無視や。
『言わん約束したやろ‼️』

その後すぐの休み時間、
教室に『おったーーーー!見つけた!』
すごい勢いでデッカイ声で入ってきた1人の先輩。なんや??
あたし? 
指差して
『○○やーー!ラッキー‼️
水泳部入るやろ?来てくれるなんて知らんかった』

あ。。。水泳部あるん?ここ
どうしよ……答えられん。ってか、バレる
言わんといて欲しい。
『強いねんで!この子』
あーー😭逃げたい。
今このタイミングでこれは最悪や💦

舞……しばらくお休みします。学校

子どもの頃から先生って嫌いよ、笑
そんな私も
中学卒業する前、1人の先生に救われた。
のに、また、高校で約束もできない担任とあってコイツら嫌い‼️ってなる。

高校なんてもう行かんでもええかもな…
てか、もう行きたくないな

でも、ここで大切なことを知って、大切な人たちと出会うんだ。
ここからが本当の闘い(^^)




 

 


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