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小さな扉を開けていくだけ

Erisです。

若者である私。

私は何者かでありたいと望みながら、大きな何かになれない自分に絶望しながら生きている。若いうちから、大きなことを成し遂げているような同世代を羨ましく思いながら。

今更とか、無理だとか、そんな言葉が大嫌いで。自分の可能性を潰したくないと言葉では格好つけるけど。一番自分の可能性を信じていないのは自分だった。

大きな何かになるために。大きな目標を掲げて、現実とのギャップに打ちのめされて、辛くて1人で泣いた日もあった。自分に価値がないのではと、自己否定に苦しんだこともあった。

今思うのは、その時必ず、他人と自分と比べているという共通点があった。

本気で何かをやり込んで、みんなに認められた時は周りの目も他人と比べるなんてしていなかった。ただ、目の前のことに注力していた。自分のやるべきことを一つ一つこなしていた。

きっとその積み重ね。それが大きな何かに繋がる。

できることも、特技も、趣味も、価値観も。みんな違う。

大きなことはしなくていい。小さな扉を開けて、そこのある一粒の光を集めれば、大きな宝物になる。

ちなみに。ピアノを両手で弾けるようになったよ。

すごいでしょ。

おわり。

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