休む。そしてまた生きる。

Erisです。

私は中学、高校、大学と忙しくしている自分が大好きな人間だった。

とにかく予定を埋めたくて、学校のない日は必ず友達を誘って、その他の日はアルバイトで予定を埋めていた。

その結果、大学時代は朝アルバイト→朝授業→夕方掛け持ちアルバイト→真夜中宿題を日々繰り返していた。

今思えば、かなり無茶苦茶なことをやっていたなと思う。

初めの方はこれでも不思議とうまく行っていた。むしろ充実していると本気で思っていた。

これではダメだと感じ始めたのは大学三年生の春。就職活動という言葉が脳裏をちらつき始めた頃、漠然とした将来への不安と自分はこのままでいいのだろうかという葛藤、忙しさのストレスから、夜は眠れず、首回りや目もとの皮膚は荒れ放題。さらに帯状疱疹も発症する始末。

自分の体に異常が現れて初めて、自分のしていたことが異常だと客観視できた。

アルバイト先に、事情を話して、バイトの回数を減らしてもらい、4回生になったタイミングでアルバイトはキッパリとやめた。

自分の時間が生まれると、自分磨き、家族、友人、恋人と向き合う時間が増えた。都会ではなく、穏やかな自然に目をむけ、時間を割くようになってから幸せだと感じることが増えた。

忙しい日々が好きな自分は変わらない。ただ、空いた時間の使い方を変えた。私にとって休むとは、自分と、大切な人と、自然と向き合うこと。本を読む、絵を描く、ピアノを弾く...

今までやらなかった休むということ。

これからも休んでいく。そしてまた生きる。

おわり。

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