見出し画像

不自由でものすごく自由な英語圏が好き

20代という時間を使って

アメリカ、カナダ、オーストラリア

英語圏3カ国に住んだ。


住んでみて思ったのは

英語圏は日本より不自由なのだけど

ものすごく自由だということ。


第二言語の英語で会話しないといけない

電車やバスが時間通りに来ない

物価が高い

日本で簡単に手に入る食材が手に入らない

トイレがさほど綺麗じゃないetc。

日本を飛び出してみて

母国語で喋れるって楽だったんだなとか

電車やバスが時間通りに来るってすごいことなんだなとか

美味しい定食が1,000円ちょっとで食べられちゃうって奇跡だなとか

ニラや薄切り肉がスーパーに当たり前のように並んでるって最高とか

トイレがピカピカって当たり前じゃないんだとか

色んなことに気付いて

私は今まで

あまりにも便利な環境で生活してたんだなとしみじみ思った。


アメリカやカナダやオーストラリアには

日本にあった当たり前が存在しない。

だから一見不自由に思えるのだけど

私は英語圏に来るたびに「自由だ」と感じる。


電車やバスが時間通りに来なくても

注文したコーヒーがなかなか来なくても

みんな「イッツオーライ」って感じなので

思い通りに事が運ばなくても

時間通りに何かが来なくても

いつしか

イッツオーライって思えるようになった。

自分に対しても他人に対しても

柔軟に、寛容になった。


誰も年齢を聞かないものだから

いつしか年齢をあまり気にしなくなった。

先輩・後輩みたいな概念がなくて

全員対等に「人」として見てくれる。

だから8歳の女の子とも

おじいちゃんとも友達になれちゃうのがいい。


何歳までにこれをしなきゃという焦りもない。

日本にいた頃は

大学を卒業して

安定した会社に入って

結婚して、子供を産んで、家を買ってみたいな

すごろく的な生き方を

どこからともなく強要されて

よーいドンッ!早くゴールに着いた方が勝ち!

って

今際の国のアリスみたいに

強制的に「げぇむ」に参加させられて

競争させられている気がして

不愉快だなと思ったことがあった。

でも英語圏には競争が存在せず

みんなが一本道を目指して歩くというよりも

それぞれがそれぞれに合ったマイウェイを

探検・寄り道することで発見し

自信を持って突き進んでて

そんな環境にいると

なんだ、競争なんてしなくていいんだ

競争なんて、バカバしいと思えた。


他人に注目して生きるんじゃなくて

自分に大注目して生きてる英語圏の人々は

「私を見て!!!」

ってマイスタイルに誇りを持って生きてて

そんな姿を何度も見ているうちに

ファッションも、メイクも、体型も、言動も

自分がいいと思えるスタイルを貫いていいんだと思えた。

いつしか

今期のトレンドとか どうでも良くなった。

で?だから?って感じ。

「自分が好きだから」

という理由で何かを選べるようになった。


東京に住んでいた頃

電車には

美容医療やお化粧品や

転職サイトや結婚相談所などの広告がビッシリで

「足りない」「もっと」「今のままじゃだめだ」

を刺激しにきてる気がした。

今住んでいるメルボルンには

広告という広告がない。

コアラや蜂のポスターしか目に入らない。笑

それゆえ

「足りない」を刺激される機会がないからか

十分「足りてる」と思うことができている。



こうやって書くと

私が日本にウンザリしてるように聞こえるけど

私は日本が好きだ。

ただ

便利と自由は違うのだと知った。

英語圏に来ると

最初は日本での当たり前が全部没収されたようで

不自由だなと思うのだけど

よくよく暮らしてみると

ミスに寛容で

テキトーでゆるくて

年齢とか外面を気にしてなくて

それぞれの人が

マイスタイル・マイウェイを貫きながら楽しそうに、マイペースに生きてて

ああなんて自由なんだろう

って思っている自分がいた。


私は英語圏に住んで

生きやすさ

自由

マイウェイ・マイスタイルを貫く勇気

そんなものを授けてもらった気がする。





マガジンをフォローすると最新記事が届きます💌

20代も終盤に差し掛かったということで、再び大冒険をするために再び飛行機に飛び乗りました。行き先は...海と世界屈指のコーヒーショップが立ち並ぶメルボルン!このマガジンでは、未知の世界に飛び込んだ後のドキドキとワクワクをお届けします。新しいことに挑戦してみようかな!と思えたり、自分らしい人生を歩んでみようかな!というきっかけになれれば嬉しいです!


インスタでは冒険の様子やワクワクする言葉を配信してます💌

ぜひフォローよろしくお願いします♡


The journey will be continued…

サポートはその日一日が一瞬でハッピーになるくらいめちゃくちゃ嬉しいです♡届いたんだ...!!書いてよかった...!!って喜びを噛み締めます。