オリジナルな仕事の作り方
27歳 5月。
自由で充実した日々を送れるようになってきたと思う。
好きな時間に起き、窓を開け、美味しいコーヒーを飲みながら日記を書く。
そのあとはパソコンを開き、翻訳屋として働く。
香港の商人、イギリスのブロガー、スペインの家族経営の出版社など、世界中のお客さんが伝えたい言葉を日本語に翻訳し、多言語展開のお手伝いをしている。
翻訳屋が落ち着いたら、noteに記事を投稿する。日々の中で感じたことを綴る、私の大好きな時間だ。
午後はスケッチブックとペンを持ってスターバックスへ向かう。日本語会話教室の時間が始まる。
コーヒーを飲みながら、その日やってきた外国の方と日本語でおしゃべりするのが私の仕事だ。生活の話、恋愛の話、趣味の話をひたすら繰り広げる。
分からない言葉があれば、スケッチブックに書いて一緒に覚える。レッスン終わりにペリッと紙をちぎって渡してあげる。
晴れていて気持ちいい日はツアーを開催するときもある。
東京でランチとカフェを楽しむローカルツアー。
観光客と美味しいお昼ご飯を食べて、カフェでおやつを食べる。この前はお花を愛してやまないドイツ人の女の子と一緒にいちごのジュースを飲んだ。
私は気がつくと、翻訳屋であり、noteエッセイストであり、コーヒーが飲める日本語教室の先生であり、外国人観光客を美味しい食事処に案内するツアーガイドになっていた。
この4つの仕事は求人サイトには存在しないものばかり。私が生み出したがゆえに、面接もなし。
現在はこの4つの大好きな活動を、基本は好きな時に、好きなタイミングで行なっている。
それで生活が成り立つと分かった瞬間、私はこの働き方をもっともっと広めたいと思った。
仕事は自分で作れるという事実は、私にとって大大大ニュースだった。
会社を作って従業員にご飯を食べさせる起業よりもはるかに小規模で、自分1人でも運営できる自由な商売。
そんな働き方を、私は心の底からずっと求めていたのかもしれない。
そういう働き方もあるんだと気付いたきっかけは、実は帰省だった。
ふと思ったのだ。
そういえば私が育った町の人たちはどうやって働いて生きてるんだろう?って。
ここには東京のように大きなビルを構えた会社は1つたりとも存在しない。
じゃあ、大人たちはどう働き、どう生きていたんだっけ…?
ゆっくり散歩しながら見渡してみて、10代の頃を思い出してみてハッとした。
そういえば、この町の多くの大人たちは
【自分の商売】をしていたと。
例えば、市場の近くで美味しいスムージーを作って売っているお兄さんもいたし、ビーチヨガ教室をしている綺麗なお姉さんもいた。
キャンプのプロのおじいちゃん集団は、毎年【夏の森のこどもキャンプ】を開催していた。
私も小学3年生の時に参加したが、自分で竹を切って食器を作ったり、魚を釣ったり、摘んだよもぎを天ぷらにして食べたりと、普段はなかなかできない体験ができた。自然の中で生きる術を学んだ興奮は、今でもはっきりと覚えている。
中学校の近くに家があった先輩のお母ちゃんは、とある有名な大学を出たらしかった。
そんな彼女は持ち前の頭脳を活かし、和室を学生塾にしていた。私もかつては生徒で、毎週部活帰りに通っていたなぁ…
子供の頃は考えもしなかったけど、大人になって見えた景色。
この町では、自分の中にあるものを【仕事化】してお金を稼ぐということがわりと当たり前のように行われているではないか…!!
そんな彼らは本当に生き生きと商売をしていた。
死んだ魚のような目をしていなかった。
大変なことももちろんあるかもだけど
私には彼らがキラキラと輝いて見えた。
私は答えを見つけた気がした。
私が求めていた真の働き方はコレだと。
就職でもなく起業でもなく
自分1人でもできる、
自分の中にあるものをフル活用した商売。
求人サイトの中からやってみたい仕事を探し、面接をし、雇われ、週5日8時間を捧げ、安定したお給料をもらう生き方ももちろんアリ!
でも私はその働き方がずっと苦手だった。
毎月のお給料がピッタリ同じじゃなくても、天気が良くて暑い日に「今日海行きたいから行くかー」と、自分で自分の予定(人生)を自由にコントロールできる人になりたかった。それをしても支障のない人になりたかった。
だったらオリジナルな仕事を作るという道を切り開いてみよう。
そう思ってスタートした冒険。
私は彼らをお手本に、私らしさ100%の仕事を作ることができた。
さて!!このマガジンのテーマは
【オリジナルな仕事の作り方】です。
オリジナルな仕事を通して商売をするにあたって
やってよかった!!知ってよかった!!大事!!と思ったことをギュッと詰め込んだマガジンになる予定です。
このマガジンをぜひとも読んで欲しい方は
です!
オリジナルな仕事作りは私が人生で最も関心を持ってきたテーマの1つで、今もこの先もアツく語れるテーマです(^O^)
自分の仕事を作りたい!でもどうやって?
って悶々としていた過去の自分を想いながら書くことは、あのときの私と同じ願いを持った人に宛てて書くということ。
私はそんな人の願いを叶えるために、自分が得たもの・知ったことを思いっきり渡す機会が欲しい!!
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改めまして、いつも読んでくださり、本当にありがとうございます!!
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