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わたしがスパッツである由縁

わたしは、一部の友人界隈から「スパッツ」と呼ばれている。ちなみに喜んでます。
なんでスパッツと呼ばれるようになったのかはプロフィールにも書いてあるのだけど、夏でも冬でもどんな天気でも、私服でスパッツしか履かないからだ。

スパッツを私服で履き始めたきっかけは、海外の「アスレジャー」というファッションを知ったことだ。アスレジャーは「アスレチック・運動競技(athletic)」と「余暇(leisure)」を組み合わせた造語で、トレーニングウェアを普段着として取り入れるファッションスタイルを指す。

CrossFitと出会ったのもほぼ同じ頃で、CrossFitもアメリカ発祥。当時CrossFitを深く知る延長でネットやSNSを見ていたときに、海外では「アスレジャー」がトレンドだとあった。スパッツに皮のブーツとか、ライダースジャケットなんかを合わせていて、”何!?めっちゃ格好良い!!”って心を射抜かれた記憶がある。

それから程なくして日本にもトレンドとして入ってくるのだけど、日本のアスレジャースタイルは「ひらひらのスカートにスニーカーとキャップ」みたいなもので、わたしが心を射抜かれたアスレジャーとはなんだか違った。正直、”今までもそんなスタイルあったよね?”と思った。
#刺激がなかった

大きく違うのが、日本は体型を隠すようなゆるふわファッションが多くて、海外はタイトで体型を気にしないスタイルが多い。イケメンな女性って感じ。
”そもそも脚の長さが違うやーん!”と思ったのも否定しないけど、わたしは可愛いより格好良いが好きで、見られ方を気にせず我が道を行くスタイルにときめいたのだと思う。流行りに乗って「その他大勢(量産型)」になることもなく、他人と被らないのもいいと思った。
#マイノリティ

フィットネスの業界にいると、スパッツだけでハーフパンツを履いたりもせず過ごすのは当たり前だったのだけど、フリーランスになってフィットネス以外の人たちと出会ったら、”今日もスパッツか!”と言われることが多くなり、今までが普通じゃなかったと知った。
その、”今日もスパッツか!”と言われたことをきっかけに、周りの人からも「スパッツ」とか「スパッツさん」と呼ばれるようになった。

意図せずついた愛称だけど、これこそマイノリティなのでとても嬉しい。
しかも、「スパッツ」という愛称がついたおかげで、よりスタイルを確立できるようになって、ある意味ブランディングにもなっている。
#スパッツと言われて振り向くやつは他にいない

何より、旅行の時に荷物がコンパクトになるのがとっても良い!


では!

Ayane

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