あくびは魂の叫び
この数日あくびが止まらない。
そういえば昨年も、その前も、またその前も、急に涼しくなると必ずあくびがとまらなくなる。さらに思い出してみると冬から春で急に暖かくなる時も同じだ。
漢方科に通っているのだが、先日、ドクターにその話をした。
すると、こんな答えが返って来た。
「あくびはね、体が酸素を求めている時にでるんです。したいならどんどんしていいんです」
自分は家で仕事をしているのを知ってるからそう言ってくれたのかもしれない。しかし……世の中は基本、仕事中にあくびをしてはいけないことになっている。酸素を求めているのに求めてはいけないことになっている。
さらにドクターはおっしゃった。
「あくびって一区切りついて、ほっとした時に初めて出るんですよ。必死な時は呼吸が浅いでしょ? だから酸素が足りなくなっていて、ほっとして初めて体が酸素不足だって気づかされるんです。なんだかんだ、最近の夏は暑すぎて、みんな呼吸が浅いんですよ」
あたしゃ、この説明に深く納得させられた。
夏、暑すぎた。
熱帯夜に悲鳴を上げ続けた体が秋になって、酸素を求めだす。
つまり、「生きたい」と体が叫んでいる。
これを読んでるあなた。
もし、授業中。、会議中にあくびをして怒られたらこう言えばいい。
「あなたはぼくの命を止めるのですか?あなたに魂の叫びをつぶす権利があるんですか?胴が長いくせに」
叱られたらクリエイティ部メンバーになればいいだけです。
何気なく新作の紹介。
金で心の傷をうめる父親。
おれはそれはイヤだと引きこもる息子。
金で動かないクリエイティ部メンバー。
そして、アリスの魂の叫び。
今月発売。
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