児童書とお金のはなし~印税ってなんですか?
以前からよく質問箱にお金の質問が入っていました。
そして、この記事を書いたあとに、一番リクエストがあったのもお金についてでした。
この仕事に就きたい!って思った時にお金のことを考えるのは当たり前なんだけどその情報ってなかなか手に入らないし、だれに聞いたらいいかもわからない。
まい太郎(自分のあだ名)も同業者に「こういう企画はどこに持っていけばいいんだろう」って相談はしたことがあるけど、お金についての詳細は「NISAってどうやるの?」しか聞いたことないな。
なんか聞きづらいんだよね。
で、いただいた質問の文面からすると、一番ストレートに知りたいのは、
「一冊出版したら、いくら口座に振り込まれるか」
「児童書で生活はできるんですか?」
大体がこの2つ……。
発行部数とか印税とかの専門用語じゃピンとこないよね。
ということで、①自分が経験してきた大体の入金額相場のこと。
そして生活ができるかどうかは、人によって必要な金額もちがい、
答えがむずかしいので。
②日本人の平均年収、おおよそ420万ぐらいをどのくらいどうすれば印税で稼げるのか。
③お金から見えてくる出版の特性
④結局、児童書の商業ベースにのるってどういうことか
⑤タイプ別の稼ぎ方
などいろいろ書いていくね。
「とにかく売れればいいんだよね」って発想はその通りなんだけど
古くもある発想なんで、後半に別の切り口を書いておきます!!
ちなみに。
絵本の出版経験はないので、そこには触れてません。
出版社の名前も一切書いてません。
文庫、ソフトカバーなどの単語を使って説明しています。
で、このタイトルの文章とかおそらく日本のどこにもないと思うし
それなりの労力を使ったんで、それなりの金額にいたしました。
それとですね。印税や部数って時代で変わることもあります。
この記事を書いたのが2024年の夏だったんですが冬になったらずいぶん変わってました。そのぐらい今、厳しいんです。
その都度更新していきます。
では、まずは……!
〇児童書のシリーズの1巻、単発の1冊など、書店にならぶと、1,2カ月後に作家の口座に入金されます。
まあ、そのあたりの相場から
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