【ちっちゃいポワポワ　キンカチョウ・わが家にやってきて223日目】20230219　「そっとしておいてあげようよ」

わが家の小鳥、キンカチョウ、ポワポワ兄ちゃんと女の子のコッコ。

去年の夏から秋にかけてわが家にやって来た２羽は、まだひな鳥で飛ぶのもイマイチだったのに。今やすっかり毎日リビングをキリキリと飛び回る。

たまーに飼い主の頭を羽ではたいて逃げるまでに成長した成鳥になった。

 
ある日の昼、ダンナと食後のコーヒーを飲んでいたら、ダンナがこう言い出した。
「ねえねえ、コッコがマッチョっぽく見えない？」

 
コッコを見たら、胸の羽がへこんでいて、メッチャ筋肉質に見えた。
羽繕いをした直後だから？　なのかな。
いや、それだけではないような気がする。
ポワポワ兄ちゃんにはないのに、メッチャたくましくてカッコいい胸元～。

あれやこれやと思っていたら、こんどはダンナがこう言い出した。
 
「そういえば、逆に飛べなくなるほど太っている鳥っているのかな」

ダンナが、そう言った瞬間、止まり木でくつろいでいた、２羽の小鳥が無表情のまま同じタイミングで向こうを向いた。
 
え？　何？　今の
 
もしかして、
「僕たち毎日みているよね～。飼い主さんは飛べない鳥。ちょっと大きすぎない？　太すぎない？　かわいそうだから、そっとしておいてあげようよ」
って思った？


 
あんなに小さくて頼りなかった２羽なのに。
いつのまにか知らん顔してスルーしてくれるほど大人になっていた。
 
なんか、チョウ複雑な気分なんですけど。