
2分で読める子育てエッセイ【子供達が学校に行っているマニマニ】№80『そんな日はきっと何か特別なはず』
エンジェルナンバーが大好きなワタクシ。
数字のゾロ目。
1234などの連続した数字。
自分の誕生日。
自分の電話番号の一部。
など、
おおっ~!
というような特別な数字、変わった数字を見かけるとウキウキっとする。

そんな日はきっと何か特別なはず。
ボーッとしているのもモッタイナイ!
と、最近宝くじを1枚買うルールにした。
抽選日まで堂々と夢を語ることが許されるチケットを手に入れる日。
(個人の激しい思い込みの感想です)
そう思ったらメッチャ楽しい。
ある日買い物の途中、珍しい番号のナンバープレートの車とすれ違った。
「あ!ワタクシの誕生日のナンバープレート」
もう、これは買うしかないでしょう。
ちょうど買い物の途中で時々買いに行く売り場はすぐそこ。
煩悩にまみれて一番高額当選するくじを購入した。
そこでふと目についたのはこんな注意書き。

そうそう、流行りの病の防止のため、お互い気を付けないとね。
ユーモア抜群の注意書きにニヤリがとまらない。
変な目で見られる前にお店のお姉さんにこう申告した。
「この注意書きメッチャ面白いですね。ふふふ」
ワタクシの指さしたところをまじまじと見たお姉さん。
「え?そんな貼り紙がありましたか? 貼り紙しておいてアレですけど、そんなこと言ってくれたお客さん初めてです。あははは」
つられてお姉さんも笑い出す。
幸いほかにお客さんもおらず、許可をもらって写真をパチリ。
いい土産話が出来たとホクホクした。
ところがその帰り道、ハタと気がついた。
もしかしてだけど、今日のエンジェルナンバーは金運うんぬんではなくて、この貼り紙に出会うためのお告げ?
1枚200円で珍しい貼り紙と笑いとnoteのネタ。もう、十分元を取っでしょ? これ以上は欲張りだよと言われた気がしてならない。
高額当選とは縁遠く思えた途端、この貼り紙がこんなふうに思えてきた。

「高額当選時、店頭で何回も何回もお札を確かめることを禁止する。見せびらかさずに、見えないところでこっそり数えなさいよ!」
もう、そうとしか思えなくなった。

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