【ちっちゃいポワポワ キンカチョウ・わが家にやってきて191日目】20230118 「でも・・・ゆるす」
わが家の小鳥、キンカチョウ、2羽。
去年の夏、庭で保護した1羽目のポワポワ兄ちゃん。
そして去年の秋にペットショップからお迎えした2羽目のコッコ、女の子。
特にコッコは人間に育てられたので、人間に悪い感情がないうえ、好奇心旺盛。お気に入りの散歩コースは食後のごちゃついたテーブルのうえ。
それに対して、ポワポワ兄ちゃんは、やや警戒心強め。気が向いたら飼い主の髪の毛を力いっぱい引っ張って遊ぶ程度。
※※※
ある平日のお昼どき、ダンナとワタクシ、カリカリおやつを食べていた。
すると、普段は滅多に来ない、ポワポワ兄ちゃんもコッコの後を追ってテーブルの上に遊びにきた。
あら、珍しい。
食べていたのは、えびみりん、カルシューム入り。
2羽がいい顔で見上げるので、
「味が薄いから大丈夫だよね?」
とダンナが、カリカリを小さく砕いてお皿に乗せて置いてみた。
するとすぐに2羽が興味を示し、トリあうように食べ始めた。
うそーん。
このカリカリ、好きなの?
可愛いのでしばらく様子を見ていたら、突然
「ううっ!」
急にポワポワ兄ちゃんの顔色が変わった(気がした)。
ダンナが自分のコップに麦茶をなみなみと追加し、小鳥達の前に差し出した。
「これ~! これが飲みたかったの!」
そう言っているようにコップの淵にとまり、ごくごくと飲み始めた。
おおっ!
体内の水分持っていかれた?
すぐにホッとした表情になった、ポワポワ兄ちゃん。
せんべい系とお茶、カリカリと麦茶はセットにしておかないとヤバいね。
キンカチョウも一緒か~。
その後も、忙しそうに、カリカリ、そして麦茶を行ったり来たりすることになった。
やめられーん!
その気持ちメッチャ分かる・・・。
その後、2羽はダンナとワタクシの頭に休みに来て、さんざんくつろいで鳥かごに帰っていった。
ところが、小鳥達にボサボサにされた髪を整えようと鏡を覗いて驚いた。
「何これ!カリカリのカスと落とし物がたっぷり付いている!」
そういえば小鳥たち、くちばしにカリカリのカスをつけ放題だったよね?
くちばしは絶対に触らせてくれないからもしかして・・・
「あ~飼い主の髪に擦りつけたら、くちばしきれいになった! ついでに落とし物もしてスッキリ! フン!」
ってこと?
きゃー!!
ワタクシの好物のおやつをとってこの仕打ち?
ちぇ~っ。
でも、親バカならぬキンカバカのワタクシ達。
ゆるす。