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最近の記事

オス猫の肛門腺掃除の裏技

猫のケツからたまに出てくるクッサいアレ。肛門腺ってとこから出る分泌液。あれがソファや床や柱についてることありますよね? うちの猫もちょいちょいそんなことがあります。 どうやらマーキングに使うみたいなんですけど、うちのイエネコには無用の長物。というか迷惑なんだよアレ、臭いから。うちには猫はオマエしかいない。家ん中でマーキングする必要はないし、してはいけない。 まあ臭汁はダラダラ垂れ流し続けてるわけではなく、基本的にはケツ穴の横に乾いてくっついてるのを濡れティッシュで掃除すれ

    • 祖父の死:5:火葬~初七日法要

      葬儀場を出た皆は、市立の斎場へ向かった。 斎場での火葬は1時間半程度かかるそうだ。荼毘に付しているその間に昼食をとり、その後骨揚げを行い、葬儀場に戻って初七日の法要を行う。これで二日に渡る葬式一切が全て終了となる。 斎場は、打ちっ放しのコンクリートが原因だろうか、とても寒かった。 ここで、祖父の"肉体"との最後の別れになる。皆が何度も撫で、何度も口づけをし、何度も別れを告げ、何度もお礼を言った。最後の涙。 窯に運ばれていく祖父を皆は、声を出すでもなく、棺にすがりついて

      • 祖父の死:4:通夜~葬式

        通夜が始まるまでは、待合室で待つことになる。20名を超える親族が勢揃いした待合室は、とても狭かった。そこここで祖父の思い出話がされている。こうして祖父の個は引き継がれる。言い古された表現である「死者は生者の心の中で生きている」、この言葉を実感した。 葬儀屋による通夜の準備が整った時点で、ホールが開放された。家族葬向けの葬儀場のため、ホールは決して広くなかった。 そのホールの最前に祭壇が設けられ、祖父はそこに寝かされた。棺の蓋は閉じられていたが、まだ封印はされていない。木の

        • 祖父の死:3:葬儀手配~納棺

          深夜に逝った祖父は、病院での手続が終了した後、その早朝に、喪主である僕の父の家に送られた。病室を出て、車に乗り、家の和室に行って、なおしばらくの間、僕は付き添っていた。 理由は単純に側にいたかったということと、腰部に残った祖父の体温が消えるまで、祖父の体に触れておきたかったためだ。後に触れるが、人の体温は思いのほか続く。 家には父が呼んだ葬儀屋が到着していた。深夜の内に電話で連絡をしていたそうだ。なるほど、葬儀屋には店を閉める暇はない。葬儀屋は遺族に挨拶した後、祖父の身辺

          祖父の死:2:湯灌(エンジェル・サービス)

          祖父に繋がれた点滴や心拍計などを取り外した後、看護婦による湯灌「エンジェル・サービス」に僕も加わった。 子、孫の中で祖父に一番可愛がってもらったのは僕だと自覚している。その僕の手で祖父の最後の清拭を行ないたいと考えていた。 その感情の陰で、好奇心が確かにあるのが僕の性癖だ。知らないより知っておいた方が良い、経験は多い方が良い。それは「可能性」に直結する。 他にも「こんな時は体を動かす作業に集中しておいた方がいい」とも考えていた。そしてそれは、恐らく正しかった。 合掌し

          祖父の死:2:湯灌(エンジェル・サービス)

          祖父の死:1

          最愛の祖父が亡くなった。僕にとって、初めての身内の死だ。 サディズムによる独占や支配ではない、純粋な愛を僕に教えてくれたのは他の誰でもなく祖父であったように思う。祖父は僕を、決して縛らず決して裏切らず、ありのままの僕をただ静かに愛してくれた。 これは子育てに直接責任を負うわけではない、祖父という立場だから出来たことだろうとは思う。しかし、僕が今この心を持って、こうして生きているのは、父母ももちろんだが、それ以上に祖父のお陰だったと考えている。 今は深い感謝と、孝行出来な

          祖父の死:1

          胎盤食

          胎盤食レシピ:刺身/ワサビ醤油 ●調理法 生のまま、一口大に切って盛り付ける。醤油をかけ、ワサビを添える。

          ¥500

          胎盤食

          ¥500

          胎盤食:序

          子の誕生と胎盤食愛する妻が僕の、僕たちの子を産んでくれた。 立会い出産で、男親が可能な全てを体験した。 妻の産みの苦しみ、子を授かる喜び、臍帯の強靭さから感じた母子の絆の強さ、分娩前中後の医学的な処置、そして妻子に対する心の底から溢れ出る愛おしさ。 全てが本当に貴重な体験だった。 とまあ、それはひとまず置いておいて。 胎盤を食べてみたいと思う。 どうせ廃棄されるだけの、役割を終えた臓器。以前から興味があったのだ。 主なる目的は愛する妻との物理的及び霊的結合で、

          胎盤食:序