賢い住宅の買い方 #1
プロローグ
『家は一生に一度の大きな買い物である』と言われています。
最近は住宅価格が急激に上昇し
庶民は家が買えなくなった、などと言われています。
でもそれって、ホントですか?
だって、急激な人口減で、空き家が多いとも言われているし、
実際、新築に限らなければ家っていっぱいありますよ。
買えないっていうのは、都心の新築タワマンだけです。
庶民が都心のタワマンを買えないのは当たり前。
国の一等地に庶民が家を持っている国なんてありません。
今まで買えていたのが普通じゃなかったんです。
言ってみれば、これまではバーゲンセールのようなものだったのです。
それに気付いた人だけが、ラッキーにも都心に家を持てたのです。
お買い得セールは終わりを迎え、
身の丈に合った物件を探す日々が始まりました。
庶民の皆さん、
こんな時代の賢い住宅の買い方について考えてみませんか?
果たして庶民とは?
「はーい、私、庶民でーす」
自分をそんな風に思っている人はどのくらいいるでしょうか?
上から目線で書いているように見えるかもしれませんが、
私は自分を全くの庶民だと思っています。
ところで、庶民の定義って?
やっぱり、年収かな?
職業かな?
資産状況か?
親から譲り受けるものが多ければ、
生まれながらにして庶民ではない場合もあるし、
とはいえ、親の資産がいくらあれば庶民ではないと言えるのか?
私の場合、現在の年収は100万円程度です。
夫が個人事業主をしており、
青色申告における専従者給与というものが収入になっております。
ここだけ見れば、低所得者だし、
大抵の人も、私が庶民だと主張しても異論はないでしょう。
しかし、実は都心のタワマンに住んでいたらどうでしょうか?
しかも、タワマンの部屋も2つ持っています。
おっと、正確には1部屋は夫名義で
人に貸して家賃収入を得ています。
もう1部屋は夫との共有名義で今現在、住んでいます。
こうなると、はた目の印象としてはどうでしょう?
私は庶民ですか?
別にマウントを取ろうと思っているわけではありません。
実際に私は自身を庶民だと思っています。
なにせ、人に貸している部屋は
バーゲンセール時代に購入して"膨らませ″たもので
現在住んでいる部屋は、
その家賃収入でローンを返済しているからです。
どちらも住宅ローンを組んで買ったものなので
税金対策や相続対策でタワマンを買うような方々とは違い
夫婦二人で自力で築いた資産です。
だから、たまたまラッキーな時代に
コツコツ不動産にお金を投入したら
思わぬ資産になっただけの庶民です。
そんな庶民の、私と夫の不動産の買い方には
実はちょっとしたコツがあります。
これから不動産を買いたいな、
家を買いたいな、という方。
そんな方たちに、なにかしら参考になったらいいなあと思い
偉そうにこんな記事を書いてみました。
ご興味のある方、ぜひご覧ください!