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礼苑の生きる詩集No.20『甘苦い日常』

私、礼苑の自作詩。
生きる詩集No.20

『甘苦い日常』

砂糖が大量にあるときは
砂糖を沢山入れてコーヒーを飲んでいた
それが日常だった 
コーヒーの苦味を知らない生活

砂糖が手に入りづらくなったら
ときどき苦いコーヒーを飲んでいた
それが日常だった
砂糖に有難みを感じる生活

長い年月を経て
コーヒーの苦味を知り
甘い砂糖の貴重さを知り
貴重な砂糖を少々入れて飲んでいる

私は甘いコーヒーが好き
苦味が少し残る程度でもいいから
砂糖を入れて飲める日常が好き

そんな日常をつくってくれる
貴重なものに感謝

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千代原礼苑(Tiyohara Reon)
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