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優しい上司×良い職場 | 抑うつ・適応障害が発症した小さな出来事1…

私と上司と育児のギャップ


育休復帰後は異なる部署で再スタート

第一子を出産、1年半の育児休業を経て職場復帰しました。
ありがたいことに、3年間育休を取得しても良い職場環境。

しかし、育児と自分のやりたいことに対して
モヤモヤしはじめ、働くことを決心しました。

働くことは好きでした。
成果や結果が目に見えて、自分の計画通りに進める作業
それは育児にはないメリットです。

復職時は「新しいことに挑戦したい」と思い
15年間勤務した部署から離れて
異なる部署で勤務することを選びました。

家庭・仕事・育児を頑張る私=理想の自分

復職にあたり頑張りたいこと
・料理 → 無添加・一部調味料も手作りなど基本的に手作り
・育児 → 迎え後に外遊び・20時就寝
・授乳(0歳から復職時点の1歳6ヵ月まで完全母乳) 
    → 深夜2時前後、朝方6時の授乳
・フルタイム → 7時~16時勤務(5時起床~23時就寝)
         新しい業務の受け入れ

これが出来て「自分」だという理想がありました。

1日の目標を分単位で計画し、
毎日頑張っている自分が、自分らしくて好きでした。

もっともっと頑張って、
「会社に貢献しなければ…」「自分にできることは何か」
を考えていました。

やさしい上司、良い職場

本当にありがたい良い職場なんです。
部長・課長ともに
「お子さんが急な体調不良で呼び出しもあるだろうから
仕事量は100%じゃなくていい。
もし手が空いたら自分で仕事を見つけてして」

と言ってもらえる環境…。感謝です。

でも私はそうではなかった。
結果を残したいもっと新しい仕事がしたい
と思い、上司にその話をしました。

その職場はエンジニアが多くいる中で
私の専門職は一般事務。

仕事の部門が異なるため、
少しでもいいからエンジニアの仕事にかかわりたいと
上司に相談した後、面談シートにしれっと
「事務&雑務だけしてください」
と書かれており、一瞬で
「自分は実は必要とされてない?」
と疎外感を感じてしまいました。

とはいえ、事実。
特に2歳未満の子どもを育てていると
発熱で月1回は呼び出しがあります。
事務と雑務で少し隙間があるくらいの時間の余裕が必要。。。

・自分の働きたい気持ち
・上司の配慮のある言葉
・育児の現実

モヤモヤがある中、
今目の前にある仕事を、日々こなしてきました。

しかし上司が書いた
「事務&雑務だけしてください」の一言は
ずっとどこか心に刺さったまま

今は、やりたい新しい仕事はいつかできるはず…
と思っていました。

子どもの「母子分離不安症」発症

職場復職して9か月経過する頃、子どもに異変がありました。
朝起きてからの様子がいつもと異なるのです。

子どもが私を探し回る行動が、毎朝見られるようになりました。
それも、小さな肩を震わせて泣きながら…
「ママ~」と。。。
当時はまだ1歳半。

私が出社前に子どもが起きれば、授乳してからの出社
私が出社後の場合は、起こさずにひっそり出社
していました。

子どもが朝起きて、私に会えない日は必ず
この異変行動に加え、食事拒否をするようになりました。

仕事も好きだけど
この小さなわが子が求めているのは、
私ということも理解していました。

職場には「もっと仕事がしたい」と言っておきながら
「子どものこともしっかりケアしたい」という矛盾?

保健師や医師に子どもの症状と対応を相談すると
「母子分離不安症」
母親がいないストレスが来ているので
そばでケアしてください。

母子分離不安になってしまったのは自分のせいだ…
小さなわが子よりも自分を優先してしまった…
率直にそう感じた。

















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