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大好きな先生を辞めて、大好きな先生になりました。
1.心の約束〜ジブンism=「 」〜!
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「人と向き合う姿が美しい人であろう」
それこそがボクが大切にしたい生き方だ
多くの人に影響をいただき
育んできた向き合い方
壁に出会って初めて抱いた深い感謝の思い
経験とともに変化したあり方は「今」人に何を齎すことができるのだろう
得てきたことを大切な人に届けていくたびに
その美しさは磨かれていく
美学を以てismを創る!
更新していく美しさがボクの人生の豊かさとなっていく
妻と結婚する際に金子絢香さんというウェディングプランナーと出会いました。
当時、金子さんは「CRAZY WEDDING」に勤めていらっしゃいました(現在は起業され、「NO PRODUCE」を設立され、人の人生の節目と向き合っておられます)。
結婚式を挙げるに際して、妻が「結婚式を挙げるなら、形式的なものではなく、意味のあるジブンたちらしい結婚式にしたい」と提案してくれました。
そこで出会ったのが金子さんでした。
金子さんは結婚式という枠組みではなく、「生まれてきた意味は?」や「これからどんな人生を歩んでいくのか?」という自分史を振り返ってくださるりました。
そこから妻と一緒に「結婚すること」「共に人生を歩んでいくこと」「人生を共有すること」などの意味を問いました。
そこで、気づかされたことは「人と接する姿が美しい人であり続けたい!」ということでした。
だからこそ、私たちは結婚し、人生を共にしていくのだ、と。
それから月日は経ち、仕事観にもこのコンセプトは色濃く映し出されるようになりました。
教師として歩んできた人生。障がいのある子どもたちを「3年間」という長くも短い時間で指導・支援していくことは、本当に「人と接する姿が美しい姿なのか?」と。
やっぱり、あの日、妻と交わした契りに嘘はつけない。自分たちの、自分のコンセプトの意味を探究していく人生を送ることが大切ではないか?
そんな思いから教師を退職しました。
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2.あっ、大好きな先生を辞めました!
大手学習塾で5年、特別支援学校で4年、中学校特別支援学級で4年勤務してきました🧑🏫
プライベートな教育機関から公教育まで、計13年間「教育の現場」を経験してきました😇
様々な場所で、様々な立場から「先生」をしてきました。教育の現場を経験する中で…
【教育をベースにした新しい福祉のカタチ】を実現できないか?と考えるようになりました。
その理由は…
⚫︎中学校や特別支援学校の3年間では、教育の効果を見極めるにはあまりにも短すぎる。
→福祉の現場である「放課後等デイサービス」であれば小1〜高3までの12年間、指導•支援•療育ができる。
⚫︎福祉の世界に「教育」を加えると…(ワクワク)
→放課後等デイサービスを見学させてもらったり、ホームページを見ると「療育(その子の能力を引き出すためのリハビリ=医学的な見立てからのアプローチ)」がメインである。そこに「教育」的な要素を加えながら、子どもたちを育成できれば、一石を投じることになるのではないか?
そもそも、教育現場で指導支援してきた先生が、福祉現場の先生になり、医学的なアプローチを踏まえた上で、教育を施すことができれば「教育(Education)✖️福祉(welFare)=EduFare」という新しい概念を生み出せるのではないか?
⚫︎中高生をメインにした放デイがあまりない
→放デイ=小学校低学年の利用という認識が往々にある。18歳という節目=放課後等デイサービスの出口を見据えた療育を行っているところがほぼない。いや、ない。なぜ、出口を意識した療育が行われないのか?行うことができないのか?
ほとんどの放デイはイベント=非日常的な活動がメインになっている。
大事なのは「日常」ではないか?
小学校=2000日間、中学校1000日間、高校1000日間という時間の中で、ジブンの人生をデザインしていく力が必要なのではないか?
そして、「自立(習ったことを言われなくてもできる)」から「自律(自ら問い、考え、計画し、学び、実行し、解決する)」といった18歳を育てることなのではないか?
いつまで「療育」するのか?果たして放デイの役割は「療育」に留まっていいのか?
いつかは能力をリハビリするところから、ジブンの能力を生かして、幸せな人生のために、豊かな人生のために、ジブンの人生をデザインしながら「生きる力を育む」ことが大切なのではない?
そんなことを考えていると居ても立っても居られなくなって、教員を退職し、命ある限り【教育✖️福祉Edu Fare】を実現したいと株式会社Apolroneyを設立し、放課後等デイサービスTorch @torch.2024 を開所しました👏
まだまだ、右も左も分かりませんが、みなさんと一緒に未来ある子どもたちのために頑張りたいと思います💪
3.真摯に向き合う心の約束をこれからの進む自分にしよう!
⭐️なぜ、放課後等デイサービスを設立したのか?
教育の現場では、不登校生徒,起立性調整障害の生徒、担任と折り合いがつかない生徒、など学校教育に馴染めない生徒が大幅に増加している傾向です。学校教育が行われている時間に十分な教育を受けられていない子どもが増えています。
2023 年に文部科学省が発表したデータでは不登校生徒は 10 年連続で増加しており、約 30 万人に上っています。特別支援教育の現場でも例外でありません。例えば、発達障害児も過去最多の 18 万人超となっています。そういった子どもたちへの学びの場の提供は、喫緊の課題とも言えます。
例えば、家庭の事情や身体的なことにより生活リズムが整っていない A さんは、午後から登校します。そうすると 5〜6 時間目の授業しか受けられません。
その結果、特定の教科しか受けられないなど,ニーズに応じない形(個別の教育支援計画が機能しない)でのサービス提供になっている学校教育の現状があります。
さらに教師の多忙化も重なり、個別の対応も難しい現状があります。そこで、本人のニーズに応じた個別の支援計画に沿って、本人が希望する曜日に参加できる放課後等デイサービス(学びの場・活動の場)があれば、本人のニーズに沿った力をつける機会と時間が増やすことができます。
現在、福岡市には 300 を超える放課後等デイサービスがあります。これだけサービスが増えている一方で、障害児から障害者への移行を目的としたサービス提供は十分ではありません。
受け入れの年齢層が小学 1 年生から高校 3 年生までの放課後等デイサービスも多く存在しています。
それでは、発達の段階に応じて,障害児から障害者への移行を目指す指導・支援を行うことは非常に困難です。
今後、福岡市教育委員会は、義務教育における特別支援教育の児童生徒数の増加は顕著で、高等部の受け入れ先を確保することが課題であるとしています。近年の動向では,南区の清水高等学園の設立や東区の新設校の開校です。
以上のような福岡市の動向を考えると、公教育を経験してきた職員を中心として、福祉の観点から子どもたちの社会参加に向けた取り組みを支援する放課後等デイサービスの設立は、大変意義深いと考えました。
(1)人と接する姿が美しい人であろう
Torch を立ち上げるにあたり、多くの人に影響を頂きながら、育んできた「人と接する向き合う姿が美しい人であろう」という向き合い方を大切します。
また、様々な壁にぶつかりながら初めて抱いた深い感謝の念も大切にしていきます。
美学を以て ism を創り、その ism を磨き続けて、Torch に関わるすべ他の方々へそれを届けます。
(2)教育をベースにした福祉サービスの探究
〜子どもの力を総合的に伸ばし、強みを最大限に発揮する〜
長年、私は福岡市の学校教育に携わってきました。その中で教育でも、福祉でも、解決できない問題に直面してきました。
そこで、教育現場での経験やノウハウを生かし,教育(子どもたちのもてる力を「総合的」に伸長させる場)と福祉(子どもたちの「強み」を最大限に引き出す場)を掛け合わせた新しい学びの場を探求し続けます。
そして、子どもたちが18歳になり成人した時に「意志ある自分の人生を切り拓いていく!」そのような姿を目指してサービスを提供します。
(3)意志ある人生をデザインするアフタースクール
私たちは子どもたちのもつ「感受性」「吸収力」「成長する力」などの圧倒的なパワー(個性)を信じています。
放課後等デイサービスの出口である 18 歳は「自らの意志と向き合い、自らの未来を選び、進路を決められる歳です。
その大切な時期にどんな世界に飛び込むのか、それは,彼ら,彼女らにとって人生において最初で最大の選択になるでしょう。
その瞬間に最高の決断ができるに、自らの人生をデザインするアフタースクールの場を目指します!
(4)自律した子どもの育成
〜自ら問い、考え、計画し、学び、実行し、解決する〜
18 歳という自らの意志と向き合い,自らの未来を選び,進路を決められる歳に最高の決断ができるように、自らの人生をデザインする力を育成します。
Torch ではその力を育むことを「自律した子どもの育成」と定義しています。
自らの人生において大切なことは何かを自問自答し、どうすればより良い人生になるのかを考え、その考えを計画に落とし込み、学び続けることを通して、自分の問いを解決していくというプロセスを経験させます。
これらのプロセスを個別の支援計画をもとに子ども一緒に実践し、私たちも「共働探究者」および「共同支援者」というスタンスを取ながら、共に人生を謳歌することを目指します。
Torchでは「自律」と「自立」を区別しています。
自律とは「自ら問い、自ら考え、自ら計画し、自ら学び、自ら実行し、自ら解決する」という姿を指します。
一方で「自立」は言われたことを自らの力でできることを指します。
言い換えると、自律は自分の成長に伴う責任は、自分で取るというスタンスのため、時には失敗することも重要な糧となります。
そして、そんな経験を通して、自分の人生を探究し続ける楽しさを味わうようにします。
そういう経験を通して、社会に出て社会人として活躍し、味方が多く、周囲から応援され,、愛され、信頼される人財の育成を目指します。
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4.略歴
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●「福岡教育大学教育学部特別支援教育」を卒業
・特別支援(知・肢・病)一種
・中学校社会一種
・高校(地・歴・公)一種
特別支援の「と」の字も分かっていなかった大学時代。勉強をしておけば良かったと唯一の後悔。
だけど、たくさんの仲間と出会うことができました。
多くが福岡で先生になるので、社会人になっても切磋琢磨できる仲間がたくさんできて感謝!
●英進館に就職
・赤間校、折尾校の校舎長補佐
叱咤激励の社会人一年生。上司の理解があり、中学校で非常勤講師、九州JRエージェンシーなどで仕事もさせてもらいました。
英進館の先生方は、みなさん本当に尊敬できる方々ばかりでした。そして、たくさん人前に立てせてもらい、貴重な経験をさせてもらいました。
「教育って深い〜〜〜〜!」
本当に感謝しかありません。
最後にE先生から「お前には、この会社で子どもたちの自立に向けて力になってほしかった!おめでとう!」と送り出してもらったこと。今でも忘れていませんよ!
●福岡市特別支援学校(高等部)に採用
・教員一年目
本当に迷惑かけました。たくさん怒られた(笑)
家庭訪問でベンツにもぶつけた(笑)
やらかした記憶しかない(笑)
だけど、素敵な指導教官のH先生に出会えました。「指導してもらえるうちが華だよ!30代になると教えてもらえなくなるから・・・。」と本当に可愛がってもらいました!
H先生に一人の大人として認められたい一心で頑張りました。今でも背中を追って頑張っています!
そして、何より可愛い子どもたち。今でも職場に遊びに行ったり、年賀状やLINE、手紙でやりとりしたり・・・。
みんなと出会えて良かった!
●福岡市中学校(特別支援学級)へ異動
・特別支援学級担当
・特別支援教育コーディネーター
・サッカー部顧問
魔の中学校。絶対に異動したくないと思っていました。
だけど、本当に最高の4年間を過ごさせてもらいました。
特別支援学級やサッカー部の生徒と最高の4年間を過ごしました。
そして、人生を懸けてこの子たちと学んでいきたいと決意したきっかけにもなりました。
●教員を退職
・2024年、退職
やっぱり、6〜18歳までの長いスパンで子どもたちを育ててみたい!
自分にしかできない「企業における教育」「公教育」「福祉」の掛け算
である【教育×福祉=Edu Fare】を探究することを決意。
教育をベースにした新しい福祉サービスのカタチを模索中。
●株式会社Apolroney設立 ←今、ここ
・放課後等デイサービスTorchを開所(2024年6月〜)