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知らないとヤバい「日本のインフレの現状」

うまい棒が1本 10円→12円
(42年の歴史で初)

オロナミンCが1本 105円→120円
(25年ぶり)

というように、今回の物価上昇は
数十年ぶりのインパクトがあります。

戦争による資源枯渇の影響と
円の価値が下がっている影響の
ダブルパンチを受けている状態です。

なぜ円の価値が下がっているのか


日本円が大量に発行されて
市場に出回ると
円の価値は下がります。

日本政府は昔から、国債を発行して
日本銀行から借金をする形で
円を市場に供給し続けています。

最近のコロナ給付金や補助金なども
その借金からまかなわれているんです。

そして本来は、この状態は良くないので
ある程度、市場に供給した後は
金融引き締めを行なって
市場に出回るお金の量を減らす
必要があるのですが、

なんと、今の日本政府はそれができません。


お金の量を減らすための施策として
「金利を上げる」ことがあるのですが

これを今の日本がやってしまうと

・今銀行から借金をしている中小企業が
 お金を返せなくなって倒産の連鎖が起きる
・国債(日本政府の借金)の金利も上がるので
 日本政府も借金を返せなくなって破綻する
・金利を上げると、日本銀行が全体の半分を持っている
 国債の価値が下がるので、日本銀行も倒産する

可能性があるので、
簡単に金利が上げられないのです。

もう負のスパイラルに陥っています

その間、世界各国は金利を上げて
調整しているので、

金利の高い通貨の価値が上がり
金利が低いままの日本円は価値が下がって
円安も起きてしまっているのです。

最近は1ドル=140円を突破して
とどまる気配がありません。

これから日本はどうなってしまうのか。。

おそらく今後
増税や社会保障の負担増などで
国の財源を一時的に確保する流れになるでしょう。

日本円を貯金しているだけでは
貧しくなる一方です。
何が起きても良いように
対策をしていきましょう。






勝木龍
山口将輝




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