【詩】僕たちの愛
この愛は僕たちのものだ
君に花を贈ろう
君の生活を彩るように
空に、海に溶けるような幸せを
君が願うように、きっと僕も願う
離れている時間も 記憶も その肌の色も
風のように全てを乗り越えてみせよう
耳を澄ませば聞こえてくる
この地球のささやきよりも
僕の名を呼ぶ君の声の響きが耳に焼き付いているから
心配してなくてもいい
運命が味方してくれなくてもいい
ただ、その手を離さない
その心を離さない
君に花を贈ろう
ひとつずつ、僕の住む世界を切り取るように
先の約束なんてしなくていい
曖昧なまま、ただ繋がっていよう
この愛は僕たちのものだから
誰にも邪魔できない 不確かで愛おしい
僕たちだけの愛だから
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