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鏡に写った自分を褒めてあげよう

自分自身を褒めていますか?

自分を大事にすることが素晴らしい人生に繋がる。このことを知っていながらも、なかなかできない人もいるのではないでしょうか。

ナタディーヌ・ロスチャイルドという人がいます。エドモンド・ロスチャイルド男爵のご夫人です。

ナタディーヌは、貧しい家庭に生まれ育ち、中学卒業と同時に町工場などで必死に働いて大人になった、小劇場の女優です。大スターというわけでもなく、誰もが一目置く美人というわけでもありませんでした。

そんな彼女が世界の大富豪であるエドモンド・ロスチャイルド男爵と出会い、求婚されるのです。

なぜ、ナタディーヌに、このような強運な出来事が舞い込んできたのでしょうか?

ナタディーヌはこう語っています。

「あなたがまず心を配るべきなのは、自分自身です」

さらに、

「もしあなたがひとり暮らしなら、部屋は常にきれいに片付けるべきです。ひとりでお茶を飲むとしても、ふちの欠けたカップではなく、いちばん上等なカップを使ってください。家でひとりで夕食をとるなら、帰りにお花とおいしいデザートを自分に買ってあげましょう」と。

つまり、自分で自分を好きになれるように、自分自身に心を配る。「自分を大事に扱いなさい」ということです。

人生は小さな信頼の積み重ねだったり、周囲の人といかに良好な人間関係を築けるかということに左右されるものですよね。

自分自身を大事にしている人は、ほかの人からも大事にされるのです。逆に、自分を粗末に扱っている人は、他人からも粗末に扱われるようになってしまうのです。

ナタディーヌは貧しい生まれながらも、日々の生活の中で、自分自身を大切にし、自分と大事に接していたからこそ、大富豪のロスチャイルドと出会い、求婚されるまでに至ったのでしょう。

毎日、自分を大切にし、大事に扱う。

私たちにも手軽にできることがあります。

鏡の中の自分を褒めてあげることです。

皆さんの家にも鏡がありますよね。風呂上がりや歯を磨くとき、その鏡を見るのではないでしょうか。そのとき、鏡に写った自分に何と声をかけていますか?(心の中のつぶやきも含めて)

自分をけなしたりしてませんか?
自分にダメ出しをしたりしてませんか?
自分を否定したりしてませんか?

もし、そうであれば、今すぐやめようよ。
自分で自分をけなしたり、否定したら、自分が惨めで可哀想だからさ。もし、自分を情けないと感じていたりしても、そんな自分も愛してあげようよ。この世でひとりしかいないんだから。

そして、

自分を褒めてあげてよう。

「今日もよく頑張った。素晴らしいよ」と。

声に出して、言ってあげてください。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れてないだけです。何度も声をかけ続けると、その恥ずかしさも自然となくなりますよ。

まずは自分を褒めることに慣れる。

すると、自己肯定感も高まっていきますので、より積極的になれたりします。そしたら、より素敵な笑顔になってきます。素敵な笑顔の人には、素敵な笑顔の人々が集まってきますので、より豊かな人生になっていきますよね。

鏡があるところなら、いつでもどこでも簡単にできますので、やってみてくださいね。

あなたは鏡の自分にどんな声をかけますか?

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

素敵な夜をお過ごしくださいませ。

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