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#625 心を彩る絵本たち

2024.8.12.
夏休みは図書館で本を借りるブームの真っ最中。が、借りられる2週間で1冊いけるかくらいのペースでしか読めないので、基本1冊ずつ借りることになる。なんだかちょっともったいないので、時間があれば一緒に絵本を借りている。姪っ子向けに。

ということで、最近出会った面白かった絵本を3冊ご紹介!


★ラブレターをもらったら/アニカ・アルダムイ・デニス

ハリネズミくんがあるラブレターを拾ったところからお話は始まる。そのラブレターはいろんな人の手に渡って、いろんな人の日常を少しずつ変えていく。みーんな、なぜか拾ったラブレターを「自分がもらったもの」と思い込み、ちょっと浮かれてしまって、めちゃ可愛い。
書いた張本人も、誰に宛てたラブレターだったのかも途中で明らかになるのだけれど、それもまた可愛い話だった。

ラブレター書きたくなるし、もらいたくなる!


★はやくしなさい!/中川ひろたか

親から「はやくしなさい!」って朝言われる子どもはめちゃくちゃ多いと思うのだが、なんで早くしないといけないのか…という理由をたどっていくこのお話。
その突き詰めた理由が予想外の方向へいってしまうのが面白い。そして、「だったら早くしないとな!」と思えちゃう。笑。


★もぐらバス/佐藤雅彦

出た、佐藤雅彦さん!
ピタゴラスイッチやだんご3兄弟の生みの親、ポリンキーやドンタコスの歌の生みの親、佐藤雅彦さんの作った絵本である。面白くない訳がない。

私たちの住む場所の地下には、もぐらバスが走っている。そこでは、どんなことが起きているのか…。「日常の中の非日常ではなく、非日常の中の日常」というラーメンズの世界観的なお話である。私たちにとってはファンタジーだけど、地下に住む人たちにとってはいつもの暮らし…みたいなね。
絵も可愛い!



絵本って本当にすごいなと驚かされるばかり。

「ゲナポッポ」のように、ある時は不思議な世界観にただただ楽しい気持ちにさせられたり、

ヨシタケシンスケさんシリーズのように、何か子どもたちへの強いメッセージを感じたり(これ↓なんて、人生の地図ですよ)、

勇気をもらったり、心が温かくなったり、雑学が身についたりする。

新しい本も発売されるけど、レジェンド的にずっと読まれている絵本もたっっっっっくさんあるから…いつか世の中は絵本でいっぱいになっちゃうんじゃない?



図書館行脚はしばらく続けようかと思うので、またおすすめが溜まったら記事にしたいと思う。
「これ読むべし!」があったら、ぜひ教えてください。



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#ゲナポッポ
#ぼくはいったいどこにいるんだ

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