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#628 誰かに頼りっぱなしの九州旅行②太宰府編

2024.8.24.
「糸島に行ってみたいな〜」「それうちの地元ですよ!」「福岡4泊は長いんじゃない?」「じゃあ天草の先輩に会いに行こうかな!」から始まった私の九州旅行計画。


出発2日前に同僚のT先生、そのお母さん、私という3人のグループラインが作られると、そこからは母のマシンガントークならぬマシンガンLINEが流れ込んできた。場所の紹介サイト、地図、行き方、天気などなど、数分の間に数十件送れられてくる。これは…お会いする前から相当パワフルな方だと伝わってくるぞ!

10分くらいでこの量


案内をしてもらう19日以外にも観光についてのアドバイスをもらい、8月18日、いざ九州へ!!!

前の記事で書いたように、朝6:20羽田発の飛行機で取ってしまったがために、「絶対に始発電車を乗り逃せない旅」としてスタート。

5:50頃の羽田空港

うまくチェックインができず、出発15分前ギリギリに搭乗口に着くという安定のドタバタ。とりあえず、無事に乗ることができた。前方2列目通路側の席で、隣(3列シートの真ん中席)は空いていて、窓側の人は寝ていた。毎回思う。窓側で寝るなら通路側と交代してくれ!特に、離着陸時にも寝る人!

8:30過ぎには福岡空港に到着。天神に移動し、キャリーバッグはコインロッカーへ。混んでいる時期は駅周りのロッカーが満杯なんていうこともあるようなので要注意。お盆過ぎた平日朝9:00は全く心配なし。

お母様が教えてくれた改札回りのロッカー

朝食・スマホ充電・今後の旅程確認のために、天神駅のマックに入った。マックは、どこの地方に行ってもマックだから安心よね。
近くの本屋さんが9:30から営業しているとのことで、この旅で読む小説を1冊ゲット。(これはどこかでまた記事にしたい)

そして、西鉄福岡駅(天神の西鉄の駅は西鉄福岡駅という名前)から太宰府駅を目指す。大牟田線→太宰府線は、土日祝の11時台まで直通があるらしい。

レトロな色合いの電車
太宰府駅〜!


★太宰府天満宮

この日は晴れ、35℃を超える暑さ。参道は…両側のお店の軒先以外、日陰がない!!!
そして、聞こえてくるのはアジア系の外国語ばかり…。大半がアジアからの観光客のようだ。

アッツアツの参道
橋を渡って奥へ

進んでいくと、本殿が。
…!!!
なんかめちゃくちゃオシャレな建物じゃない???

屋根に植物乗ってる?

当宮では、御祭神 菅原道真公(天神さま)に御縁の深い25という数に因み、25年毎に式年大祭を執り行い、御神威の甦りと天神信仰のさらなる発揚を繰り返してきました。
令和9年(2027)に、道真公が薨去(こうきょ)なされてから1,125年という大きな節目を迎えます。この節目となる式年大祭を前に、令和5年5月より約3年をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行います。

太宰府天満宮HPより

このオシャレな建物は、仮殿だそう。

恒例のおみくじ
中吉だった
財布のポケットにおみくじが溜まり過ぎている

暑過ぎるので、涼しさを求めて宝物殿へ。しかも、仮殿についての企画展もやっているそうなので、行ってみることにした。

刀とか、書物とか

大変申し上げにくいのだが、教員であるにもかかわらず、今のところ歴史に興味がもてない私…!教えるとなったら一から調べ直さないと無理な人。なので、宝物殿の展示物を見ても、全然ピンとこない。

でも、私の隣で大学生くらいの若い男性が、展示物を食い入るように見ていて、説明も読んでいて、連れと思われる人に
「すごいよな…。これとか、900年前に作られたやつってことだろ?900年も前なんて想像もつかないけど。まずこれが残ってる時点ですごい。」
と言っていた。そうかー!900年も前のものがねえ…。私ももう少し真剣に見るか…と反省。

逆に、興味津々だったのは、仮殿が作られるまでの展示。

多数の建築物アイデア
こんなのになっていた可能性もあるのか
ラフスケッチみたいなやつ

企画段階の展示もすごかったし(大事なのはコンセプトよね)、決まってからの建設過程も面白かった。上に乗せてある植物も、季節によって変えているんだって!
結局、自分のアンテナは今のところ歴史よりも建築やデザインに反応するんだということが分かった。


★お石茶屋

さて、お母様おすすめの太宰府観光プランでは、「梅ヶ枝餅を食べよ」という指令が。参道でたっくさんの梅ヶ枝餅のお店があったのだが、お母様セレクトのお店を目指してみた。

緑の矢印がそこまでのルート

参道以外にもお茶屋さんはいろいろとあって、私の目指したお石茶屋さんは、本殿のさらに奥の方にあるお店。これ、教えてもらわなかったらこっちまで来てなかったなあ…。手前にあったお店よりも人が少なめ。逆にここを見つけられる人は多くいるのか心配になる。

到着
梅ヶ枝餅とお抹茶のセット
さらに奥に天開稲荷というのがあったので登ってみた


★九州国立博物館

太宰府天満宮について調べていたところ、たいそう近くに九州国立博物館なるものがあるらしい。…行ってみよう!

入り口を発見

先に進みながら、九州国立博物館について調べてみる。え!外観かっこよ!
でも…どうやら展示は歴史系のものが中心らしい。歴史…歴史かあ…。展示を見るかどうかは、着いたときの時間とテンションで決めよう。

すごいよね!この建物!

私が入ったところは、どうやらこの外観のところとは入り口が違ったようだ。トンネルをくぐって博物館を目指す。

長いエスカレーター

着いた!そして建物の中へ。
広いエントランス!キレイ!天井高い!なんかもう…「国立」感がすごいな!

すごい構造

えー、この建物に入り、エントランスとミュージアムショップを見て考えた挙句、展示は見ないことにした。せっかく太宰府まで来たのに。ま、いいさ。
ということで、また長いトンネルをくぐって、太宰府天満宮の方へと戻っていった。


★DAZAIFU BREWERY

ここまで炎天下の太宰府天満宮を歩いてきて、暑さにもう限界を迎えた私に飛び込んできた情報は、「ビールのお店がある」ということ。参道を駅の方面に戻り、駅を超えてさらに進んだところに、「DAZAIFU BREWERY」さんがあった。

外観こんな感じ

外の看板でメニューを確認しつつ、中の様子を伺う。…誰もいない。ドキドキ。中の涼しいところで飲めるだろうか。入ってみよう。

わーーーい!

これはやったー!な感じのお店だった。暑い日には水分補給大事よね(お酒は水分に含まれません)。ということで、天神IPAとフライドポテトをオーダー。ポテトに数分時間がかかるとのことで、おつまみのお菓子を一ついただき、飲みながら待つ。

えー、ポテト待っている間にうっかり1杯飲んでしまったため、2杯目に突入。今度はBelgian IPAで。天神梅ALE、せっかくだから試してみればよかったなあ。

ポテトが時間差だったのは、この2杯目頼むことを見越してか?

そんなことをしているうちに、どんどんお客さんが入ってきたので、恐らく私が呼び水だろう。お店に貢献。

いつの間にやら!


★福岡市内をぶらぶら歩く

ぶっちゃけ、炎天下のビール2杯によって多少出来上がってしまった私。酔いを覚ますために、天神まで戻って駅周りを歩いてみることに。本当に、あてもなく雰囲気で歩いた。以下、遭遇したもの↓

赤煉瓦文化館、というらしい
大濠公園
大濠公園②

明日の糸島巡りのために、この日のホテルは糸島高校前という駅の近くで取っていたので、天神あたりでご飯を食べて帰ることに。
でも、福岡名物の有名店に一人で突入するのは勇気がいったため(食事に着いては本当に一人旅での悩みどころ)、駅地下にある大衆酒場のようなところで夕飯。頼むメニューは若干福岡を意識。笑。

意識と言いつつ、鶏皮だけか?


九州旅行1日目終了〜

楽しい気分のままホテルに到着。今日は太宰府を中心に、私にしてはいろんなところに行けた気がする。それもこれも…T先生母上の情報のお陰である。ホテルに着いてそうこうしている間にも、翌日の糸島観光に向けて、天気情報やツアールートの相談がガンガンLINEに入ってきていた。母上から。

天気が微妙なようです

超余談。
泊まったホテル、どうやら同日に2つの小学生野球チームが宿泊していたらしい。それぞれのチームの朝食予定時間がエントランスに貼り出されていて、その時間は多少混雑が予想されるとのこと。
このホテル、フロント前に超小さな売店スペースと、無造作に置かれたマッサージチェアが。歩き疲れたし、ちょっと乗ってみようかなと200円15分で作動させてみた。そしたら…なんか近くのスーパーに買い出しに行くらしき小学生がフロント売店周りにぞろぞろ集まってきた。で、なんか興味本位でみんなマッサージチェアに座る私を覗いていくううううう!気まずい!

彼らは遠慮を知らないらしい

チェアに揺らされまくっている私。覗いてくる小学生。やめてくれよ〜休まらないよ〜。これだから外野球の奴らは!(偏見すぎる)



ちゃんちゃん。
以上、旅初日の話でした。
最後まで読んでくださった方、長いのにありがとうございました!



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#同僚母のおすすめ旅程

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