
「こういう給料が安い方の先生じゃなくて〜」って言われたの!
#706
2025.1.14.
今日の話は端的に題名のとおりなのだが…まあちょっと書こう。
小学校で、サポーターをしている。
サポーターというのは、授業をする先生とは別である。教材教具を準備して先生を手伝ったり、困っている児童を助けたりするのが仕事。私は1年生の担当。何時間授業に入ったかという時間単位で給料が発生している。
冬休みに入る少し前から、「見守りが必要な高学年の子がいる」ということで、朝や休み時間に様子を見に行く…というイレギュラー業務が発生している。
で、今日その高学年クラスに朝いたのだが、チャイムが鳴っていたけれど先生がまだ教室に来ていなかった。
男子の一人が廊下を覗き、
「おい!先生来たぞ!………うっそー!」
という、なんとも小学生男子らしいことを言った。
そのときもう一人の男子が、
「おい、そういうウソつくなよな〜!先生って言っても、こういう給料の安い方の先生じゃなくて…」
と言って、私の方を指差したのだ。
えーと、とりあえずびっくりした。
もし皆さんがこんなことを言われたら、どう対応するだろうか。というか教員って、こういう子供の行動や発言にどう返すかを毎日毎時間試されているような気がする。
心身ともに万全の状態の私なら、うまいこと返答できたかもしれない。
が、その直前に一つ私を揺るがす事件が起きていた。
朝、予想よりかなり少ない額の1月分(12月働いた分)の給与明細を見たのだ。
まあね、12月って冬休みがあったから勤務日は少なかったし、1年生は1日当たりの時数も4時間の日が多くなっていて(それ自体はナイスな施策に思うけれど)、仕方ない額ではある。
でも、それを見て「うーん…こりゃ生きていけるかな?」と不安に思った自分もいたのだ。
そんな弱った私に突きつけられた「安い方の先生」なのである。
…
…
で、結局そのとき私がどうしたかというと。


マトリックスばりに差された指を避けた。笑
ちなみに後ろはただのロッカーである。
後々考えると、言われた文脈がよく分からないし、正論で返せばよかったかとか嫌味で返せばよかったかなどといろいろ考えたりもしたのだが、
マトリックス避けは最善だったのではないかと今は思う。
まあ、もし何か言うのであれば…
言っとけ!
くらいかな?
かなりインパクトのある出来事だったので、1000字もかけて(しかもカラーのイラストを添えて)残してみた。
ではまた。
#サポーターエッセイ
#給料の安い方の先生
#すごい言われよう
#じゃない方芸人みたいな
#マトリックス避け
#指差されたときによく使うやつ
#13万円かあ