どうぞブーム

少し前から娘は「どじょ」と何かを渡すブームがきてる。
「はいどーじょ」のときもあれば、「どしょどじょどじょ」と押し付けがましいときもある。
１%くらいの確率で「あげりゅ」ともいう。

ドヤ顔で渡しにくる姿も可愛いけれど、とくに可愛いのが幼児独特の発音。
舌足らずというか、「どょ」みたいな日本語では表しにくい発音が、とっても可愛い。

渡しにいくのは大人ばかり。
ママ友や知り合いば微笑ましく受け取ってくれる。
初対面の人も喜んで受け取ってくれる。
けど、一度受け取ったら、何度も何度もおもちゃを渡しにくる。
それにも付き合ってくださるので、親は恐縮しきりです。

どうぞもだんだん進化してきて、最新のどうぞは、「どうぞごっこ」になってきてる。
何かをつまんだような手の形をして、「どじょ！」という。

最初はよくわからなかったけど、なにか食べものを渡しているつもりらしい。
口を開けたら入れてくれるし、たまに自分で食べて、手を口に当て「美味しい〜！」の仕草をする。

ごっこ遊びなんて難しいことができるようになったんだなぁ。
想像力だけでなく、記憶力も必要よね。
ごはん食べてるところを思い出しながら再現してるのかと思うと、そんな複雑なことができるようになったんだ……と、嬉しくなります。

おままごと、好きになるんだろうなぁ。
そう思って、去年のクリスマスはおままごとセットにしましたよ。
道具を使って上手に遊ぶのなんて、すぐのことだろうなぁ。