![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66897574/rectangle_large_type_2_eba87d2a6a681f9288b11f137ecb2405.jpg?width=1200)
小さな勝利
ウチの若者の職場は高齢者がよく来る職場だった。今年の6月ごろだったか、高齢者が打ち始めたころ、皮膚にトラブルが発生し、頭が痛くなるなどの不調が襲ってきた。5ALAのことを知る前で、どうしよう!!とブログ(今はアカウントを消している)で叫んだ。何人かの人が、そっと教えてくださったのが、自家製キニーネの作り方だ。
早速、グレープフルーツとレモンを買ってきてやってみた。○ェディングに効果があったかはよく分からなかったが、少なくともアトピーには効果があったようだ。大量に飲んだ日は、お肌がきれいになったとのこと。
でも、結論から言えば、色々とやってみたけれど、○ェディングに一番効果があったのは5ALAのようだ。若者の転勤に伴って、手間のかかるキニーネ作りは止めてしまった。
自家製キニーネについて、ネットで色々調べてみたけれど、あまりヒットしないし、よく分からなかった。
出所は全てここ?
ところで、みかんの皮を乾燥されると陳皮になる。言われてみればそうだ。本場の本物の陳皮は半年だとか1年、それ以上干すようだけれど、1週間でもそれなりのものができるようだ。
でも、今時のみかんは甘すぎるからあまり食べない。
今は鍋の季節。すだちやレモンを、使う前に農薬を取っておいて、使い終わったら干すのはどうだ?
自家製ドレッシングや酢の物などにキッチンばさみで細かく切って入れてみた。お風呂は、残り湯が使いにくいので、入れていない。料理でそれほど使うわけでもないから、それなりにたまってきた。引っ越しがないのなら、夏場に向けて、そのまま保管してもいいのだけれど、引っ越し目線で見れば、これらは明らかにゴミ。
大量に使うなら、キニーネだ!ということで、1周回ってキニーネを作ることを思いついた。
実はキニーネのあの苦み味が癖になっていた。お湯割りにして寝る前に飲むとほんわかするような気がするし、自家製の梅酒に入れても美味しい。苦みがアルコールを飲んだ気にさせるから、梅酒はいつもの半分でいい。
長時間の加熱で、陳皮の持っている栄養素は失われていると思う。効能はあまりないと思うが、捨てるもので満足できるものを作ることができたのは、私にとっては小さな勝利だ。
本日の小さな勝利の二つ目。
息子が小学校のときに使っていた連絡袋が出てきた。隅がボロボロだ。特に思い出深いものでもないから、捨てたらいいようなものだ。でも、中身の見える袋がちょうど欲しかったので、ぐるっとミシンをかけて、小さくした。
20年近く前に100均で買ったもの。サイズ変更に10分もかからなかったとは言えねぇ、そこまでやる?と自分でも笑ってしまった。
ずっとこういうことがやりたかった。でも、なかなか優先順位が上がってこなかった。何がそんなに忙しかったのかと思う。そりゃ、子ども3人だと忙しかったでしょう?って言ってもらえる。でも、本当のところは、自分で忙しくしていた部分が大きい。その忙しくしていた部分、つまり、今まで頑張ってきたことは、全てロックフェラーの手の上だった。薄々感じてはいたけれど、こうやってつきつけられると、やっぱりショック。私の人生は何だったの!?って。
(【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第8回「もう一つの帝国、ロックフェラーの歴史と力 / 日本的ではなく世界的、選挙と共に終わった『新しい資本主義』」[桜R3/11/20] https://youtu.be/5bulCtyeh7Y?t=3373 より)
それでも私はショックがかなり小さいほうだと思う。私よりもっとお金をかけ、それで生活を支え、肩書きや地位を得た人なら、ちらっと見えても意識から遠ざけるのが自然だろう。
あちらさんが握っているのは「お金」で、それで世界を支配している。今は総仕上げの段階だ。だから、「お金を極力使わないで、必要な物を生み出し、簡単にゴミにしない」ということは、あちら側の手の外にいることになる。勝利感の正体はそれだ。
お金への依存からできるだけ離れる
マイノリティ側にいる人たちも、これについてはあまり言わない。たぶん、意識している人は本当に少ないと思う。私の周囲で、この騒ぎが茶番だと気づいていている人でも、ここに思いが至っている人はいない。根幹を変えなければ、同じ事の繰り返しで、この騒ぎは永遠に終わらない。
私はケチケチ主婦だから、私のしていることは”節約”だと周囲は思っている。最初はそれでいい。そうしたら、お金の正体や依存している自分がふと見える時が来るかもしれない。ささやかであっても、態度で示していくしか方法はない。
そう思えば、私は戦いの真っ只中だ。周囲は持っているお金の量にかかわらず、「お金好き」だらけだから。これから、もっと激しい戦いが始まる。そう、後期高齢者だ。
文字通り、頑張るしかない。私、がんばれ~
(タイトル画像:https://yoganess.jp/pose/warrior-pose/より)