過敏性腸症候群と呑気症から考える1つのカタチ。
こんにちは。
今日は恋愛の話にも繋がりつつの、体の話をnoteにしてみようと思います。
私は、20代前半の頃、勤めていた会社のストレスでお腹を壊しました。
それはどんどん酷くなっていき、出すものもなくなって、最後はガスが便意になって出てくる日々になりました。
近くに御手洗は必須で、遠出するのも怖くなり、最後は熱も出て、御手洗に駆け込みながら、内科に行き、診察中もグルグルしてるお腹でレントゲンを撮ったら、「腸がガスでパンパンに膨らんだ風船みたいになっている」と言われ、
過敏性腸症候群
との診断を受けました。点滴を打ってもらい、薬をもらって帰宅し、パンパンに膨らんだ腸を元に戻すため、炎症もしていたので、数日仕事は休みました。
今でこそ割とメジャーになったこの過敏性腸症候群ですが、15年以上前にはそこまでメジャーでもなく、故に認知もされておらず、それだけで苦しかったことを覚えてます。
そして診断時、
そこで仕事をするなら薬は飲み続けないといけないよ
と言われ、夢だった仕事でもあったので、その後も1年少し頑張りましたが、20代前半で、
「薬を飲み続ける」
という言葉と、そのうち、「あちこちに色んな痛みがする」という現実が辛く、退職しました。親戚の勤めるちょっと大きな病院にも行きましたが、「あちこち痛い」は「心身症」で、限界でした。
退職後、半年ぐらいして薬がなくても生きていけるようになりましたが、過敏性腸症候群という診断を受けてから、御手洗に行くのは怖くなりました。自宅ならいいのですが、外出先であった場合、それが便意だったなら、出てくるものが、「それ」なのか、「ガス」なのか怖くて、環境が変わったり、心理的負荷(ストレス)がかかると、実は結構かなり不安になります。
そんな私の実家では、母はどうしてるのかさっぱり分かりませんが(多分こっそりどこかでしてると思う)、父も子供たちも「おならは自由に」という家庭で育ってきました。子供たちならまだしも、父も自由にしてたし、たまに母も「あら、失礼」と言ってしちゃうこともあったので、割と普通でした。
が、どうやらそうではないっぽいと知ったのは、お別れした彼の言葉でした。
おならは我慢して、トイレでするよ。
!!!
え?!
おならを自由にできない環境ってあるの?私生活で?!
私の中での衝撃でした。
わたしは呑気症にもなってしまうので、空腹時に空気をたくさん飲んでしまうと、それでもお腹の激痛に襲われます。飲み込んでしまった空気を、ゲップなり、おならなり、入口か出口の、出せる穴から出してあげないと悶絶します(苦笑)。痛みで顔は引き攣り、真っ青になります。
さすがに、私も女性なので、男性の前でプープーおならを出すのは恥じらいがあるけれど、私は自分が苦しかったことを知ってるので、お相手には、なるべく自由に出せる環境にいて欲しいなぁと思ってます。そういうのも含めて、なんとなく、「家族」なんじゃないかしら、、、と。
お付き合いしたての頃はお互い我慢するのもマナーかなと思いますが、家族になったら、そこまでの我慢はして欲しくないなぁ。だって「家族」なんだもん。そして「我慢」は何より体によくないし。そもそも
おならって生理現象でしょ
と、いうことで、恥ずかしいものをどこまでさらけ出せるか、許せるか、というところって大事だよなぁと思ってる、という脈絡のないお話でした。