【"腹"八分ならぬ"出力"八分】

1. 完璧主義に効果抜群なこの考え

　完璧主義に固執することは、多くの人にとってストレスや時間の浪費をもたらすことがあると思います。かくいう私は、完璧主義の化身と言われるのではないかというほど完璧主義で、ミスなく完璧にタスクを終えるために頑張りすぎてしまい、驚くほどの時間を浪費してしまいます。
　しかし、ある考え方に出会ったことで、その心配やストレスから解放されることができました。それが「出力八分」という概念です。
　出力八分とは、完璧を追い求めるのではなく、80%の努力で80%の成果を出すという考え方です。この考え方は、パレートの法則に基づいているらしく、パレートの法則は、20%の努力で80%の結果が得られ、残りの20%の結果には80%の努力が必要とされるという原則です。出力八分は、この法則を応用しています。
　完璧主義者からすれば、この20％に関しても、努力で埋めたくなってきますよね笑　非常によくわかります。気になってしょうがないんですよね笑

2. 出力八分のメリット

出力八分を実践することには、以下のようなメリットがあります。

2.1効率性の向上

 完璧を求めることに時間をかけるのではなく、効果的な成果を得るための時間を最大限に活用できるのではないなかと思います。あくまで私の意見ですが、完璧主義になってしまうと誰にも頼らずに全て自分でやってしまいたい精神が働いちゃって聞けば一発で解決するタスクに対してもなかなか時間をかけてしまうのではないかなとおもいます。

2.2ストレスの軽減

完璧主義に固執することで生じるストレスを軽減できます。80%の満足感を得ることで、気持ちに余裕が生まれるかなぁと思います。何が言いたいのかというと、100%満足に固執しすぎてはいかないということです。「満足しなきゃ満足しなきゃ」「まだまだ満足できない」とひっきりなしに100％満足を追い求めすぎると確実にストレスがかかりますし上限がきます。

2.3素早い行動

完璧を求めるあまり行動を起こせない状況を避けることができます。というのも完璧主義者は例えばタスクをお願いされたら完璧な計画を練ってから行動すると思います。この、練っている間があまり行動を起こすことができない要因になっているのではないかと、思うのです。　出力八分なら、「まぁこれくらいで、、」に止めることができて、早めに行動に移すことができます。

2.4学習の促進

完璧主義は学習の障害になることがあります。これはみなさん知っているはずかと思います。あれですよね、　　　　　　　　　　　　　　　　　　「理解できるまでやめない」ってやつです笑　私も小さい頃はこの考えを持っていたので、学習がなかなか進まず親や先生に叱られた経験が沢山ありますね笑もちろん、探究心は褒めるべきなのですが、まだやるべきことが沢山あるのに、一つのことに固執しすぎて全体が見えなくなっていてはいけないと思います。

2.5時間の節約

完璧を求めるために過剰な時間を費やすのではなく、他の重要なタスクに時間を割り当てることができます。もうこれにつきます。時間を確保することができるのです。

3. 完璧主義に効果的なアプローチ

これらのメリットを考慮すると、出力八分のアプローチの中でも、特に効果的なものは「効率性の向上」です。80%の成果を出すための80%の努力を集中的に行うことで、完璧主義のストレスから解放されつつも、重要な結果を得ることができます。他にも以下のようなメリットがあります。

3.1目標の達成に集中

完璧主義者は、自分自身に非常に高い基準を課す傾向があります。しかし、その結果、目標に向かっての道のりが遠く見えたり、挫折を経験したりすることがあります。出力八分では、目標を達成するために必要な80%の努力に集中することで、目標への近道を見つけることができます。

3.2進化と成長の可能性

完璧主義者は、自分の能力やスキルを高めたいと願っています。しかし、完璧な状態に到達することは難しく、過度な追求によって成長の機会を逃してしまうことがあります。出力八分では、80%の努力で結果を出しながらも、残りの20%の向上の余地を残すことができます。これにより、自己成長のチャンスを逃さず、より良い自分を目指すことができます。

3.3バランスの取れた生活

完璧主義者は、1つのことに時間をかけるあまり他の重要な側面を犠牲にすることがあります。出力八分のアプローチでは、効率的に結果を出すことに焦点を当てるため、他の重要な領域にも時間を割り当てることができます。これにより、バランスの取れた充実した生活を送ることができます。

3.4失敗から学ぶ力

完璧主義者は、失敗を恐れて新しいことに挑戦することが難しい場合があります。しかし、出力八分のアプローチでは、80%の努力で結果を出す中で失敗も含まれることを受け入れます。失敗を恐れずに挑戦し、経験から学ぶことで、より成長し、より強くなることができます。

3.5心の軽さと前向きな気持ち

完璧主義者は、常に完璧な状態を求めるためにプレッシャーを感じることがあります。しかし、出力八分では、80%の成果に満足することで、心の軽さと前向きな気持ちを保つことができます。完璧主義のストレスから解放され、楽観的に取り組むことができるでしょう。

4. 結論：完璧主義にこそ出力八分を

完璧主義に固執することは、成果を出すための努力を妨げる可能性があります。出力八分のアプローチを取ることで、効率的に成果を出し、ストレスを軽減できます。完璧主義の考え方に囚われず、80%の努力で80%の成果を出す出力八分を取り入れてみてください。
そうすることで、より充実した人生を送ることができると思います。

とまぁ書いてきた書いてきたわけですが、
「できたら困らねーよー！」って話ですよね笑

以上、みなみでした。