読書記録①
森毅さんの『まちがったっていいじゃないか』
渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』
を読了した。この2冊の共通点は、人との接し方、人としての在り方について学べるという点。
森毅さんは、現在はご存命ではないが、考え方が本当に柔軟な方なんだと思った。
人と比べるんじゃない。自分ができることを伸ばせばいいし、出来なかったとしてもそれは伸び代かもしれないし、他の人よりできるってことなら沢山ある。できない自分すらも愛おしむのもいいことだ。
世の中の人間は全部違うから面白いんだ。
100%を毎回出さなくてもいい、ここぞというときの100%の底力を知っておいて、わざと力を抜いてみる。(これはできるかわからん)
このおじいさんから学ぶことは沢山あった。戦時中を体験した人だからこそ、伝えたいことがあったのかもしれない。
これ、ちなみに中学生向けの本らしいんだけど(勿論そんなこと知らずに買った)、これ中学生の頃読んでたら、また違ってただろうな〜。いや、でもたまたま通りかかって気になって自分から読めたってこともステキだよね!
この本を読むのは本当に楽しかった。自分を客観的に見ることができた気がする。
渡辺さんからもカトリックの視点から学んだことが沢山あった。自分はおそらく無宗教だけど、キリスト教の環境なら知っている。幼かったから記憶が薄いけど、今思えばそんな意味があってこの儀式をやっていたのか、とか少し思い出すことができた。
神様は乗り越えられない試練は与えない。苦悩さえも両手で受け取りなさい。
時にはしんどいことがあるかもしれないが、ずっと不のオーラを醸し出しても、確かに何も始まらない。相手までも不快にする。だから、苦しい時こそ頑張ってみる。生きてみる。この教えは、どんな神様を信じていようが、神様すらも信じてなかろうが、大切だと思う。
周りの人に迷惑をかけるのは当然だからこそ、感謝を、笑顔を絶やさないこと。
これからもう一回足が止まりそうになったら、ふと、この二冊に戻ろうと思う。
今日もストレスの溜まった親のあーだこーだがあったけど、そんなに腹が立たなかった。
あー!母親も人間やな!おもしろー!!!!
うん、いい調子。
明日も大切に生きたい。