なぜココナッツがこの時期に重宝するのか?(栄養的考察)
グリーンカレーが食べたい!
そんなことを思いながら書いております
ココナッツミルク、ココナッツオイル、ココナッツフレークなど加工の仕方によってさまざまな使い道があるココナッツ。
特にこれからの季節はグリーンカレー(食べたい!)などより多く使われる季節なのではないでしょうか?
でもなんでそもそも夏の季節なのか?ということ考えたことありますか?
そりゃ南国で育つものだからでしょ?
そう言われてしまえばそれで終わりですがそこを今回は深掘りして考えてみようと思います
①エネルギーになりやすい脂肪
MCTオイルって聞いたことありますか?
いわゆる中鎖脂肪酸ってやつです
本来僕らが摂取している油脂類の多くは長鎖脂肪酸と言って脂肪酸が鎖のように幾つも続いているので消化してエネルギーに時間がかかるわけですが、中鎖脂肪酸はそれ比べて脂肪酸のつながりも短く、またエネルギーになりやすいという特徴があります。その中鎖脂肪酸がココナッツには多く含んでいるんです。(ココナッツオイルの大体5割程度)
それがこの季節とどう関係があるのか?
梅雨や夏は東洋医学で一年の中でも
「湿」
つまり水分が体内で停滞する季節だと言われています。それによってむくみや肌のトラブルが起こるわけです。
そして、その湿の状態に体がならないためには特に
脾胃、つまり胃腸が健全であることが重要なわけです。
だから胃腸に負担をかけない、他の脂肪に比べて消化に時間がかからないという観点でココナッツはこの季節に適していると言えます。
②殺菌、抗菌作用
先程の中鎖脂肪酸の話に戻ります。
脂にはいくつか種類があるわけでして(例えば健康な油として名高いDHA、ドコサヘキサエン酸)
中鎖脂肪酸にも種類分けされています。
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸は
カプリル酸
カプリン酸
ラウリン酸
があります。
これらの脂肪酸は特に殺菌、抗菌作用が強く、
カンジタなどの感染症の治療の際食事に取り入れられることがあります。
湿度が上がるとカビなどの雑菌が増えやすくなります。そんな時にココナッツを摂るというのはとても理にかなっていると言えます。
ぜひ読んでいる方、今年の夏は例年より暑くなると言われています。暑さに負けない体づくりの一環としてココナッツ、取り入れてみませんか?
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甘味料不使用、そのままでも充分ミルキーでコクがあるのでおやつで私は食べます
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