成功する「確実な」習慣づくり③ーなぜスマホをプロテインシェイカーに入れるのかー
習慣づくりポイント③ ミニマムアクション
これは、「ハードルを低く」と共通する部分もありますが、とにかくやりたい行動までのアクションの数を徹底的に減らし、すぐに取り掛かることもできるようにしましょう。私はこれを【ミニマムアクション】(最小限のアクション)と呼んでいます。
「作業興奮」をいかにどれだけ早く作っていくかが問題です。
実は私がジム通いを習慣にできたことの1番の原因は、「ジムが家の近くにあり、受付が必要なく、シューズやトレーニングウェアに履き替える必要もなかったこと」にあると考えています。もしトレーニングを開始するまでに、トレーニングウェアとシューズを準備し、家から車で30分かけて移動し、受付でお金を払って名前を書き、服と靴を着替え、やっとトレーニングを始めて、帰宅時にも30分かけて家に帰らなければならなかったら・・・
・朝起きたときにトレーニングウェアを用意する手間が増える
・移動時間が長くなると、5分10分の寝坊だけで、出勤までにジムに行く事は不可能となり、諦めてしまうかもしれません。
・ジムでの受付や行為時間は、たったの数分ですが、限りある朝の貴重な時間の中では、その数分の差が何十分にも感じられます。
一方で、私のジムに行くまでに行うアクションは次の通りです。
⓪前日の夜にはトレーニングウェアをパジャマにしてベッドに入る。また、プロテインシェイカーにプロテインの粉末を入れたものを用意し、その中に携帯電話も一緒に入れておく。
①ベッドから出て、シューズに履き替える(紐靴ではなく足を通せばすぐに禿げるシューズにしています)
②車に乗り5分でジムに到着
③そのままトレーニングをする。
⓪は、とてもアホらしいように思えますよね(笑)
しかし、アラームが鳴るスマホをプロテインシェイカーの中に入れておくことで、アラームを止めるときには、すでにジムに行くための最初の動作が済んでいると言う環境をデザインしているのです。
また、ウェア=パジャマなので、着替える必要も一切ありません。朝の眠たいときには、着替えると言う1アクションの時間のうちに、「もう一回寝よう」と言う悪魔が降りてくることがあるからです。
このようなミニマムアクションは、生活の至る所で行うことができます。皆さんも色々と試行錯誤して、様々なタスクへのハードルが低くなっていくのを実感してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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